言葉の魔法展 ジブリは、名古屋から始まった!
2018年7月 9日 10:00 | コメント(0)
東京~名古屋~京都、そして、今週は名古屋となんとも忙しい(汗)私でございます。
本日は、松坂屋本店で開催中の「言葉の魔法展 ジブリは、名古屋から始まった!」を見に行きました。
まず、南館の松坂屋美術館まで上がって、びっくり!チケットを買う人の列、列、列・・・
驚きました~!!ジブリ人気を物語っていますね。
この展覧会は、ジブリのプロデューサーである鈴木敏夫さんの生い立ちから、ジブリはどこから始まり、どこへ行くのか・・・を、ジブリの数々の資料とともに、鈴木さんの手書きによる題字や原稿、キャッチコピーやイラストなど、鈴木さんの多彩な仕事ぶりがしっかりと堪能できます。
実は、ワタクシ、ジブリ作品は、なんとなく知っていますが、さほど興味がなかったの(すみません!)・・・ってわけで、この人気ぶりにまず、オドロキ!
そして、鈴木敏夫さんが名古屋生まれということに、またオドロキ! あ、この「ジブリは名古屋から始まった!」のコピーも鈴木さんが考えたそうです。
さらに、その多彩な仕事ぶりにオドロク!
小さい頃からマンガがお好きだったようですが、子供のころからイラストや言葉遊びはお好きだったようです。
出版社に勤務し、アニメの担当になり、宮崎駿との出会い。
そして、スタジオジブリに参加。その後、スタジオジブリの専従となり、宮崎作品のプロデュースを行ってきた。
宮崎作品の世界観を多くの人々に伝えるため、その作品に真摯に向かい合うことで、その本質を読み取り、「言葉」にして伝えてきた方です。
言葉という魔法が、あちこちに溢れんばかりに散りばめられ、言葉の素晴らしさを感じるのです。
その一言が心に響くのですよ~
宮崎作品と、鈴木敏夫さんのキャッチが、重なるように展示されたお部屋。魔法にかけられて、皆吸い込まれていきます。
おっと、ここは、千と千尋の神隠しの湯屋のモデル。
九份かと思った・・・
ライトのあて方で、雰囲気もバッチリ。
幻想的な温泉宿の雰囲気です。湯屋とキャッチのコラボレーション。劇場にいるような臨場感がありますよ!
ここでは、ジブリと一緒に写真も撮れます。
「宮さんは絵を描き、俺は字を書く」
風の谷のナウシカ、千と千尋の神隠し、風立ちぬ・・・沢山の作品が鈴木さんのキャッチとともに、次から次へとアニメーションのように流れて、訪れた人を楽しませてくれます。
そして、何より、その仕事量の多さ!ワインのラベルや、かぶとビールにまで。あのシャルドネが欲しくなります。
中日のファンでもあるみたいです。選手の記述も素敵だったな。
なにしろ楽しい!興味深い、あのコピーが、後からあとから沸き起こってくるのです。
なんというのか、言葉って、奥が深い・・・心に響く、心を揺さぶる、そんな言葉の面白さを教えてくれます。
これ、行かないわけにはいかないです!急いで!!
7月16日(月)まで開催中
開催場所:松坂屋美術館(松坂屋名古屋店南館7階)
開催時間:10時~19時30分
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