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名古屋大学・理学部にオシャレなカフェ

「クレイグスカフェ」 夕方からはアルコールも

オレンジや茶色を基調にした落ち着いた店内
オレンジや茶色を基調にした落ち着いた店内

 この春から母校の名古屋大(名古屋市千種区)をよく取材しています。20年前に比べ、地下鉄も通り、新しい建物が増え、キャンパスは快適です。中でも驚いたのは、記者(47)が当時いた理学部E館におしゃれなカフェができていたこと。人気のベーグルサンドやこだわりのコーヒーを手に留学生らが楽しげにくつろぎ、まるで外国の大学のカフェのよう。当時なかったのが悔し過ぎる・・・。 (芦原千晶)

 「クレイグスカフェ」は、オレンジと茶色を基調にした空間。座り心地のいいソファや窓際のカウンターがある。ジャズのBGMに交じり、パソコンを打つ音や学生の恋バナ、留学生たちの会話も聞こえる。

 メニューの一番人気は、米ニューヨークから輸入したベーグルを使ったサンド(税込み450円)。ベーグルは5種類あり、メインの具材は卵やサーモンなどから選んだ上で、レタスやトマトなどの新鮮野菜を挟む。隠し味のクリームチーズと、ベーグル生地のもっちり感が程良い。女性なら一つで十分な量だ。

人気のベーグルサンドとフレーバーココア
人気のベーグルサンドとフレーバーココア

 飲み物のお薦めは、アイスコーヒー(同300円)。コーヒー文化が発展している米シアトルから豆を取り寄せており、チョコレートのような甘さを感じるのに、後味が良い。

 他にもチャイやフレーバーココアなどがあり、飲み物のメニューは豊富。ブラウニーやスコーンといったスイーツは手作りで、店内に時折、甘い香りが漂う。アルコールも置き、午後5時からのハッピーアワーには、教員たちが喉を潤しに来る。

 開店は2008年。当時の米国人オーナーが、母国の大学にあるようなカジュアルな店を、日本の大学にもつくりたいと志したといい、南山大に出店していたこともある。オープンな雰囲気に引かれて多くの留学生が訪れ、来店客の4、5割を占める。「豚肉が食べられない」「ベジタリアンなので」といった注文にも対応する。

店長の伊藤さん=いずれも名古屋市千種区の名古屋大で
店長の伊藤さん=いずれも名古屋市千種区の名古屋大で

 13年から店長を務める伊藤恵里子さん(31)は、留学生のお姉さん的存在だ。メキシコ留学の経験があり、語学ができず心細かった当時を思い返しながら接客。古里で内戦が始まって落ち込む中東からの留学生を気遣ったり、郵便局で口座を開く手伝いをしたりしながら「第3の文化交流の場所になれば」と願う。

 一般客も入店できる。おなかも心も満たされ、パソコンで原稿を打つ手を止め、ふと考える。こんなお店が20年前にあれば、適度な息抜きができて、もっと良い実験データが出たかな。いや、居心地が良くてサボってばかりいたなと、一人で笑ってしまいました。

(2019年10月21日)

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