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中部空港「フライト・オブ・ドリームズ」が開業1年

来場160万人 「遊べる空港」進化目指す

1周年を祝い、握手を交わす犬塚社長(左から2人目)とボーイングジャパンのウィル・シェイファー社長(同3人目)
1周年を祝い、握手を交わす犬塚社長(左から2人目)とボーイングジャパンのウィル・シェイファー社長(同3人目)

 中部国際空港(愛知県常滑市)に昨年10月開業した複合商業施設「フライト・オブ・ドリームズ(FOD)」の来場者が160万人を突破し、目標の年間150万人を達成した。12日の1周年を前に犬塚力社長が10日に会見し、好調な実績の中でも他空港との競争を見据え「さらにブラッシュアップする」と意欲を見せた。(小西数紀、成田嵩憲)

 FODは、ボーイングから寄贈された中型旅客機787の初号機の展示施設。機体の間近で航空産業について学べる展示エリアと、ボーイング創業の地である米シアトルをイメージした飲食店などが並ぶ商業エリアからなる。

 当初から想定を超えるペースで来場者が訪れた上、8、9月にFODのある空港島南部に第2ターミナルや県の国際展示場が開業して以降、来場者の勢いが増加。9日時点で160万人に達した。犬塚社長は「FOD、第2ターミナル、展示場と空港内で人が歩き回る空間が広がった。両施設の相乗効果で今までより多くの客に来ていただいている」と話す。

 空港会社が実施したFODへの来場者アンケートでも8割超の人が「また来たい」と回答しており、満足度は高いという。

 787を見上げる展示エリアでは今年5月、東海3県を対象としたミシュランガイドの出版記念パーティーを開催した。犬塚社長は「こういう施設でのパーティーは大変ユニークな取り組み。私たちが今後やっていくべき一つの方向性と考えている」と、新たな可能性にも期待を示した。

整備士の仕事を体験できる「エアラインスタジオ」の新プログラム=いずれも愛知県常滑市の中部国際空港で
整備士の仕事を体験できる「エアラインスタジオ」の新プログラム=いずれも愛知県常滑市の中部国際空港で

 2005年の開港時から広い展望デッキや飛行機が見える展望風呂などを備え、「遊びに行ける空港」として注目を集めた中部空港。ただ、犬塚社長は「各空港も同じようにレベルアップしている。ぼーっとしていたら負けてしまう」と危機感を示す。FODでも1周年を機に、新プログラムの導入など施設の更新でさらなる誘客を目指す。

 投影されたコンピューターグラフィックスの中で航空会社の仕事を体験できる展示エリア内の「エアラインスタジオ」では、航空機の整備士を体験できる新たなプログラムを導入。航空機のコックピットを再現したシミュレーターでも、ボーイング787の部品を米国の組立工場に運ぶ専用輸送機「ドリームリフター」のコックピットを新たに追加する。

 このほか空港会社は今後、訪日外国人の取り込み強化や、シアトル航空博物館と連携した教育プログラムの充実などを図る方針だ。犬塚社長は「航空機を展示した商業施設は、世界でも他に例がない。単なる旅の通過点でなく、楽しむことを目的にして多くの客に来てもらうにぎわいの拠点にしていきたい」と意気込みを語った。

(2019年10月11日)

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