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山間部の古民家を仕事場に 「畑オフイス」開業

岐阜・揖斐川にコワーキングスペース

古民家を改装して開業する畑オフイスの室内
古民家を改装して開業する畑オフイスの室内

 利用者で共有する仕事場として、都市部を中心に定着しつつある「コワーキングスペース」が来春、山間部の岐阜県揖斐川町谷汲長瀬で古民家を改装してオープンする。その名も「畑オフイス」。町内で活動する県外出身者の3人が運営の中心となり、利用者と住民との交流から新たな縁が生まれる場を目指している。(山本拓海)

 大垣駅から樽見鉄道で40分、谷汲口駅から歩いて2分。築150年という古民家は目の前が畑と線路、周りは静かな緑に囲まれ、近くには温泉施設もある。

 運営するのは、NPO法人の活動支援などを手掛ける小池達也さん(31)、子どもを園舎なしで保育する「森のようちえん」のスタッフ並木怜奈さん(39)=いずれも東京都出身=と、町地域おこし協力隊の植村友美さん(25)=滋賀県湖南市出身。

畑オフイスの開業へ準備を進める(左から)植村さん、小池さん、並木さん=いずれも岐阜県揖斐川町谷汲長瀬で
畑オフイスの開業へ準備を進める(左から)植村さん、小池さん、並木さん=いずれも岐阜県揖斐川町谷汲長瀬で

 3人は森の幼稚園を通じて知り合い、並木さんが住まいを探す中で古民家を見つけた。風呂やガス設備がなかったため、共有スペースとしての活用を思い付いた。

 3人は任意団体「谷汲はたらくラボ」を立ち上げて所有者から民家を借り受け、壁の塗り替えや掃除をして室内を整えた。畑オフイスの名前には「仕事や人生に種をまき、実りが生まれるように」(並木さん)との思いが込められている。

 建物は150平方メートルの平屋で、インターネット環境と電源設備を備える。本格開業に先立って会員を募っており、個人事業者やNPO法人などの利用を見込む。セミナーや学習会などイベントに合わせた一時利用も可能。来春の本格開業へ向け、追加資金をクラウドファンディングで集める。

 協力隊の植村さんは来年度末に任期満了を迎えるが「任期後も揖斐川町にいたい」と話し、畑オフイスを活動拠点の1つとしたい考え。JR名古屋駅からでも電車で1時間20分の距離にあり、都会を離れて仕事をしたい人にはうってつけの環境だ。小池さんは「若手企業家などの利用者と地域の人との交流から、新たな仕事や人とのつながりができる場にしていきたい」と話している。

 利用料金は月額4000円、年額4万円。詳細の確認や問い合わせはウェブサイトから。

(2019年10月6日)

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