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愛知・幸田町の『角煮バーガー』 ブランド確立へ

なぜ角煮なのか・・・

こうたのらーめん屋さんの角煮バーガー(600円)=愛知県幸田町菱池で
こうたのらーめん屋さんの角煮バーガー(600円)=愛知県幸田町菱池で

 愛知県幸田町内の8つの飲食店が今夏から「幸田角煮バーガー」の販売を始めた。町商工会が今年新設した「幸田町うまいーもん創作委員会」の第1弾グルメ企画。町の新たな地域ブランド確立を狙う。(土屋あいり)

 商業振興を目的に物産品を開発しようと、町商工会が今年3月に創作委員会を新設。まずは角煮バーガーの販売に踏み切った。決まりは(1)幸田産豚肉「夢やまびこ豚」のバラ肉を100グラム以上使う(2)町内産の季節の野菜を1品以上使用する(3)委員会の認定を受ける-の3つ。試食会などを繰り返し、町内8店舗に認定証を交付。約5カ月で商品販売を実現した。

 今回販売する8店舗は喫茶店、ラーメン店、うどん店、パン販売店など多岐にわたり、各店舗が独自レシピでバーガーを作る。町商工会の小野浩史事務局長(61)は「職人の技を生かした調理方法。それぞれの店の良さが詰まった味を楽しめる」と話す。価格や販売数も店によって異なる。

 老舗ラーメン店「こうたのらーめん屋さん」の店主石部龍浩さん(55)は「新しいことに挑戦したい」と参加を決意。客の9割が常連客であることも考え、店自慢の「辛ミンチ」を使ったソースを角煮に添えた。

 自家焙煎(ばいせん)のコーヒー豆を販売する喫茶店「reigen coffee labo(レイゲン・コーヒーラボ)」は、バーガーにドリンクとデザート付きで980円(税込み)のセットで提供。店主の山本浩之さん(53)は「角煮は酢でさっぱりと味を付けた。微力ではあるが、地元の発展に貢献したい」と話す。セット価格で提供する店も多く、客の反応を見ながら試行錯誤を続けている。

 委員会は現在、バーガーに続く第2弾のメニューを考案中。担当者は「店の方々が楽しんで協力してくれて『幸田のために』という横のつながりができた。第2弾も協力して取り組んでいく」と意気込んでいる。

(上段左から順に)Cafeアシンメトリー(坂崎)1300円・reigen coffee labo(芦谷)800円・ダーシェンカ(菱池)540円・長命うどん cafe(菱池)390円<br>
(下段左から順に)萬珍軒(大草)756円・Cafe Va~va(菱池)700円・ばーばらラーメン屋(大草)450円<br>
※7店舗の説明はいずれも店名・住所・価格(税込み)の順
(上段左から順に)Cafeアシンメトリー(坂崎)1300円・reigen coffee labo(芦谷)800円・ダーシェンカ(菱池)540円・長命うどん cafe(菱池)390円
(下段左から順に)萬珍軒(大草)756円・Cafe Va~va(菱池)700円・ばーばらラーメン屋(大草)450円
※7店舗の説明はいずれも店名・住所・価格(税込み)の順

 なぜ角煮なのか-。

 角煮バーガーの豚肉は、町内唯一の養豚業者マルミファーム(逆川)の「夢やまびこ豚」を使用している。以前、マルミファームが地域の人に料理を振る舞う機会があり、その際に大好評だったのが、角煮だった。手軽に食べられる商品を模索していた創作委員会が「これならいける」と手応えを得て、角煮バーガーへとつながった。マルミファームは今年、意欲的に経営や技術の改革に取り組み、地域社会の発展にも貢献しているとして「日本農業賞」の大賞を個別経営の部で受けた。甘くて柔らかい角煮から、幸田町民の優しさも感じることができる。

 ※記事中の税込み価格はいずれも2019年9月28日時点

(2019年9月28日)

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