オピ・リーナ opi-rina
menu
オピ・リーナ opi-rina
ニュース 中日新聞ニュース

入院分の医療費、大学生まで無料に

愛知県東海市 市単位では初

図

 愛知県東海市は来年度から、市内に住む大学生の入院分の医療費までを原則、市が負担して無料化する。同市には星城大と日本福祉大東海キャンパスという2つの大学があり、経済的負担の軽減や医療費への安心感から、若者の定住促進を図る。厚生労働省によると、大学卒業時まで入院費負担を拡大する市は全国で例がない。

 同市は現在、名古屋市など周辺自治体と同様、中学生までの通院・入院費を無料としている。これに加え、高校生や就労している18歳までの市民と、大学在籍者まで入院費を負担することとし、2500万円ほどの追加予算が必要になる想定。大学生の助成対象には年齢制限を設ける方向という。市は9月議会定例会に関連議案を提出する。大学生に長く住んでもらうことで消費拡大などにつなげる狙いもある。

 東海市の人口は11万5000人。名古屋市の南隣にあり、住宅開発などを進めて年々、人口が増加している。大手鉄鋼会社が工場を置いて豊かな税収があり、旧2町が合併して市となった1969(昭和44)年以降の50年間、国から一度も交付税を受け取っていない不交付団体で、全国でも有数の裕福な自治体として知られる。

 厚労省によると昨年4月現在、中学生まで医療費を助成しているのは、通院、入院ともに全国の自治体の半数を超える1000余りで、高校生までは3分の1の500強。大学卒業時の22歳まで助成しているのは市レベルではなく、2011年に無料化を始めた北海道南富良野町と、今年4月から始めた北海道標茶(しべちゃ)町だけ。大阪府河南町は10月から、22歳までの学生や就労者の一部助成を始める。

(2019年8月27日)

<< 前の記事 次の記事 >>

News 中日新聞ニュース

Today's Fotune 今日の占い

Mail Magazine 登録無料

下記フォームより
メールアドレスの登録を行ってください

> 登録 >>メルマガについて
ページトップに戻る