オピ・リーナ opi-rina
menu
オピ・リーナ opi-rina
ニュース 中日新聞ニュース

化粧品売り場、百貨店が強化

名駅・高島屋は婦人服と併設、面積2倍へ

6階の婦人服売り場のフロアに新しくできる化粧品売り場=名古屋・名駅のジェイアール名古屋高島屋で
6階の婦人服売り場のフロアに新しくできる化粧品売り場=名古屋・名駅のジェイアール名古屋高島屋で

 名古屋・名駅のジェイアール名古屋高島屋が、開業20周年の2020年春に向けて、化粧品の売り場面積を現在の2倍に広げる。化粧品はこれまで3階にまとめてきたが、別の階にある婦人服売り場にも売り場を広げ、化粧品を買い求める客に他の商品を「ついで買い」してもらうのが狙い。全国的に婦人服の販売が伸び悩む中、需要の堅調な化粧品を強化する動きは各百貨店に広がっている。(西山輝一)

 高島屋は「リボーン2019-20」と題し、8月から来年春にかけて順次、化粧品の新ブランドの売り場を開設する。28日には第1弾として、1階の婦人洋品売り場にギフト用化粧品「ル・マルシェ・バイ・ロクシタン」が入るほか、4、6階の婦人服売り場などに計7つの化粧品の新ブランドがオープンする。既存の3階の売り場と合わせ、店全体で計55ブランドに増える。

 百貨店の婦人服の売り上げは、ユニクロなどの専門店や郊外型ショッピングセンターの台頭、インターネット通販の普及などで全国的に低調な状態が続く。一方、高島屋の化粧品の売り上げは、00年の開業時から18年にかけて7倍に伸びた。秋以降も数回の改装を行って、来年春までに化粧品売り場を2倍に広げ、代わりに婦人服売り場を1割ほど削減する。

 百貨店での化粧品の販売増は、訪日外国人観光客による消費が追い風になっているほか、高島屋の担当者は「スタッフが対面で接客し、肌の状態チェックをしたり好みに合った商品を薦めたりできる」とネット通販にはない強みを説明。化粧品の購入者は高い頻度で来店することから、売り場を他の階にも広げることで、婦人服やバッグなどの商品も手に取ってもらうことを狙う。

 同様に傘下の百貨店の婦人服売り場を減らし、美容や雑貨の販売を強化しているのがJ・フロントリテイリング(東京)。その一環として名古屋・栄の松坂屋名古屋店で3月、南館2階の婦人服売り場を改装し、化粧品や雑貨などの店を集めた新フロア「キキヨコチョ」を開設した。Jフロント広報は「新フロアのオープンで若い来店客が増え、館内の別階の婦人服の売り上げ増にもつながっている」と手応えを話す。

 このほか名古屋三越栄店は、化粧品の販売増を目指し、19年度中に1階の売り場の改装を予定している。名駅地区の名鉄百貨店本店も今年秋に、若者向けの化粧品を扱う新ブランドの導入を予定。これまで来店していなかった顧客層を呼び込もうとしている。

(2019年8月14日)

<< 前の記事 次の記事 >>

News 中日新聞ニュース

Today's Fotune 今日の占い

Mail Magazine 登録無料

下記フォームより
メールアドレスの登録を行ってください

> 登録 >>メルマガについて
ページトップに戻る