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午後ティー〝大人の味〟講座いかが?

「甘さ離れ」30代などの獲得目指す キリンビバレッジ滋賀工場

セミナーが開かれる工場内のティールーム=滋賀県多賀町で
セミナーが開かれる工場内のティールーム=滋賀県多賀町で

 キリンビバレッジ滋賀工場(滋賀県多賀町)は、大人向けの有料セミナー「午後の紅茶 おいしさとこだわりの研究室」を始めた。主力商品「午後の紅茶」について通常の工場見学より詳しく学べる。これまで午後の紅茶を支持してきた若年層だけでなく、20代後半から30代へのシェア拡大を狙う。 (安江紗那子)

 午後の紅茶は1986年の発売以来、主に10代や20代前半に支持されてきた。紅茶飲料の中で5割近いシェアを持ち、トップを独走し続けている。

 紅茶飲料の中では不動の人気を誇る午後の紅茶だが、清涼飲料水全体の生産量を見ると、紅茶飲料自体はコーヒー飲料の3分の1ほど。伸びが目立つコーヒーに押され気味だ。

 「清涼飲料水に無糖や低糖を求める〝甘さ離れ〟の傾向が強まっている」と話すのは、キリン本社の担当者。しっかりとした甘さで、若年層をターゲットにしてきた午後の紅茶には大打撃だ。

 各メーカーは、甘さを抑えた紅茶飲料を開発。サントリーは「クラフトボス」、コカ・コーラシステムは「紅茶花伝 クラフティー」など、続々と新商品を発売している。キリンも微糖の「午後の紅茶 ザ・マイスターズ ミルクティー」を3月に発売。甘さ離れが進む20代後半以降を対象に、コーヒー支持層の取り込みも狙う。

滋賀工場で始めたセミナーも、20代後半以降をターゲットにした。午後の紅茶の製造秘話、素材や味わい、飲み方のアレンジなどを学び、紅茶とともにケーキを味わう。無料の工場見学とは違い、紅茶を入れる体験を通して、商品を深く学べる。

 工場の広報担当者は「楽しんで終わりではなく、参加者の購買につなげたい」と話し、「市場と工場が連動して、新しい層を確実に確保し、シェアを広げる」と意気込む。

 セミナーは、毎月2回ほど開催。20歳以上限定で、参加費は1人500円。インターネットで申し込む。
 
(2019年8月8日)

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