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有松絞スタイ 、幼い子との縁結ぶ

職人手作り クラウドファンディングサイト「夢チューブ」で販売

有松絞の乳幼児用スタイをデザインしたツグモノプロジェクトの森永代表。左は有松絞商工協同組合の成田理事長=緑区の有松・鳴海絞会館で
有松絞の乳幼児用スタイをデザインしたツグモノプロジェクトの森永代表。左は有松絞商工協同組合の成田理事長=名古屋市緑区の有松・鳴海絞会館で

 江戸時代から続く名古屋市緑区有松の伝統工芸「有松絞」のおしゃれな乳幼児用スタイ(よだれかけ)が誕生した。有松絞商工協同組合と、東海地方の伝統工芸の魅力を発信する団体「ツグモノプロジェクト」が2年かけて共同製作した。中日新聞社のクラウドファンディングサイト「夢チューブ」で販売している。(石川由佳理)

 これまで乳幼児用の有松絞製品はほとんどなかった。プロジェクト代表で会社員の森永琢馬さん(39)=名古屋市東区葵=が、幼いころから伝統工芸に触れてもらおうと組合に持ち掛けた。苦労したのは素材選び。表面は染料を吸収しやすいガーゼ、裏面はパイル生地で、洗っても乾きやすいよう工夫した。職人の手作りなので、注文を受けてから製作できるクラウドファンディングを利用することにした。

 デザインは伝統色の藍色、おめでたい朱色、かわいらしいポップカラーの3色に、ドット、ストライプ、花の3つの柄を組み合わせた計9種類。赤ちゃんが寝ていても取り外せるよう、ひもの結び目が首の横に来るようにデザインした。

 同組合の成田基雄理事長(67)=名古屋市緑区有松=は「スタイが突破口になって、有松絞の輪がさらに広がれば」と期待する。森永さんも「子どものころから身に着けることで有松絞との接点を増やしたい」と話す。

 1枚4,500円、3枚セットは12,800円。申し込みは8月29日まで。10月から発送する。

【問い合わせ】有松絞商工協同組合=052(621)0111

(2019年7月24日)

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