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稲沢の"ギンナン"グルメいかが

中華料理から懐石まで 全国有数の産地

[上]銀杏ラーメン(左)と銀杏ミニチャーハンのセット [下]ギンナンがトッピングされ、翡翠色の麺が特徴的な銀杏ラーメン=いずれも稲沢市祖父江町の北京で
[上]銀杏ラーメン(左)と銀杏ミニチャーハンのセット [下]ギンナンがトッピングされ、翡翠色の麺が特徴的な銀杏ラーメン=いずれも稲沢市祖父江町の北京で

 愛知県稲沢市の特産と言えばギンナン。同市祖父江町は全国有数の産地で、ブランドの「祖父江ぎんなん」は一流料亭でも使われています。殻を少し割って塩を振り、レンジで温めたギンナンは、酒のつまみにもってこい。独特なにおいのイメージが先行し、敬遠する人も少なくないですが、栄養価が高く、風邪予防にも効果があるとされています。市内には、ギンナンを使った料理を出す飲食店もあります。実りの秋はまだまだ先ですが、一足早くギンナングルメを調べてみました。 (牧野良実)

 気軽にギンナン料理を堪能するなら、稲沢市祖父江町の中国料理店「北京」。2003年に銀杏(ぎんなん)ラーメンを商品化し、その後も銀杏チャーハン、銀杏中華まんとギンナンを使った料理を次々とメニューに加えている。

 ラーメンはもともと、同店のマスター日比野昭光さん(65)が、地元の大学の学園祭で販売を依頼されたのがきっかけ。その後、地元のイチョウ黄葉まつりでも売り出したところ、評判が良かったため店のメニューに加えた。9~11月の黄葉シーズンには、1日30~40食が出る定番商品の一つだ。

 早速、ボリューム満点のラーメンとミニチャーハンのセットを注文した。

 ラーメンは、素揚げしたギンナンを5粒ほどトッピングに使っているほか、ニラにモヤシ、豚のミンチと具だくさん。しょうゆベースの濃厚なスープに、ギンナンのほのかな苦味がアクセントを加えている。ミニチャーハンも、ギンナンを約10粒ふんだんに使っているのが特徴だ。

 驚くべきは、具の下に隠れた麺。日比野さんが、保存方法や食感で「1、2年悩んだ」と試行錯誤した特製の麺は、細かく砕いたギンナンをペースト状にして約15%練り込み、新鮮なギンナンの実をイメージした翡翠(ひすい)色が目を引く。もちもちした麺が濃厚スープによく絡み、相性抜群。一気に箸が進んだ。

 祖父江町で生まれ育った日比野さん。今後も新たな商品開発にも意欲を見せており、「I Love 祖父江。主役にはなりにくいけれど、何とか祖父江のギンナンをPRして盛り上げたい」と意気込んでいる。

 ほかにも、市内の和菓子店では、餡(あん)にギンナンを混ぜ込んだもなかや高級ギンナン「栄神」を使ったようかんなど多彩な商品が並ぶ。

ギンナンづくしの銀杏懐石=稲沢市観光協会提供
ギンナンづくしの銀杏懐石=稲沢市観光協会提供

 祖父江町の「和食 びやす」では、ギンナンおこわやギンナンまんじゅうなど、前菜からデザートまでギンナンづくしの全10品の「銀杏懐石」を提供。ただ、こちらは10月~翌年1月までの期間限定。今回は食べることができなかった。

 ギンナンは今後、夏ごろから収穫期を迎え、秋には町一帯を黄金色に染める。色づいたイチョウ並木を目で楽しみながら、舌でもギンナングルメを堪能してみてはいかが。

(2019年5月27日)

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