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現代人、縄文人DNAは10%

全ゲノム初解読 国立科学博物館

北海道で出土した縄文女性の頭蓋骨(左)とDNAを使って復元した顔
北海道で出土した縄文女性の頭蓋骨(左)とDNAを使って復元した顔

 現代の日本人は祖先の縄文人が持っていたDNAの約10%を受け継いでいるとする研究結果を、国立科学博物館のチームが13日発表した。縄文人のゲノム(全遺伝情報)はこれまで部分的に解析できていたが、初めて解読した全ゲノムに基づいて分析した。日本列島には朝鮮半島から3000年前に弥生人が渡来し、縄文人と混血したとみられている。現代人が受け継いだ「縄文人ゲノム」の割合は、北海道に住むアイヌ民族と沖縄に住む人で高かった。

 チームは北海道・礼文島の船泊遺跡から出土した3500~3800年前の縄文人の歯からDNAを抽出。縄文人と現代人との共通性を調べた。

 縄文人が東アジアなどに存在した共通の祖先から枝分かれしたのは1万8000年前から3万8000年前と判明。弥生人との混血の度合いは地域によって異なっていたとチームはみている。

 これまでにDNAを調べた縄文人女性が茶色い瞳と縮れた髪を持ち、酒に強いことなどは分かっていたが、脂肪分が多い食べ物を代謝するのに適した遺伝子を持っているのが今回新たに見つかった。北極圏に住む人に多くみられる遺伝的特徴で、狩りや漁を中心とした生活様式と関係している可能性がありそうだ。

(2019年5月14日)

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