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犬山「お菓子の城」が33周年

3月は無料開放!週末中心に大人気

ドレスを借りた来場者。脇にあるのは高さ約15mの砂糖菓子のウエディングケーキ=愛知県犬山市の「お菓子の城」で
ドレスを借りた来場者。脇にあるのは高さ約15mの砂糖菓子のウエディングケーキ=愛知県犬山市の「お菓子の城」で

 タマゴボーロで知られる竹田本社(名古屋市西区)が愛知県犬山市新川で運営する「お菓子の城」が21日で33周年を迎える。感謝の意味で3月を1カ月入場無料にしたところ、週末を中心に大変な人出だ(20日は休館)。ところで昭和末期にできたこのお城、北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)を模しているのをご存じですか。 (三田村泰和)

 お菓子の城を造ったのは竹田製菓(現・竹田本社)の会長だった竹田和平(わへい)さん=2016年に83歳で死去。菓子作りの機械化にいち早く挑み、タマゴボーロをヒット商品に育てた。

 長男で現社長の竹田幸生(ゆきお)さん(55)は「父は20代のころ、北海道にあったうちの工場の工場長を務め、北海道に思い入れがあった。道庁を模したのは、お城っぽくて同時に機能性があるから。その合理性がいいと父は言いました」。タマゴボーロの袋には今も、北海道産原料を使用と大書きしてある。和平さんは「日本一の個人投資家」と呼ばれたが、株を始めたのも偶然の出合いがあった北海道だった。

 アイデアマンの和平さんはハワイのチョコレート工場を参考に工場見学を〝観工事業〟でまず始め(現在は中止)、メルヘン度を加えてお菓子の城を造った。

 1986年のオープン以来、入場者は昨年末で710万人。菓子の体験型テーマパークをうたい、せんべいやクッキー作りが400~500円で楽しめる。

中でも近年人気なのがドレスのレンタルで、1着800円。宝塚歌劇さながらに変身した女性らが、ほおを紅潮させて館内を歩く。

 「ドレスは300着あり、順に更新しています。若い女性のおよそ8割はドレスを目的に来館される」と広報の服部なつ記さん(26)。


レストランにあいさつに現れた「王様」=愛知県山市の「お菓子の城」で
レストランにあいさつに現れた「王様」=愛知県犬山市の「お菓子の城」で

 男性の正装もあり、結婚式を挙げていないカップルが記念撮影に訪れることも。名古屋市の18歳の女性2人組は高校卒業記念で来た。「卒業したら髪を染め、ドレスを着ると決めていた。きょうは1日で2着、着ました。こんなことができるところは他にない」と写真撮影に余念がない。

 着ぐるみキャラクターの「王様」「ボーロくん」「ボーロちゃん」にもタイミング次第で会える。幸生社長は「老朽化した部分は手直しをしつつ、これからもアンテナを張って皆さんに楽しんでもらえるアイデアを練っていきたい」と話している。

 お菓子の城 昨年3月の入場者は約7400人。無料の今月は3倍を見込んでいる。4月からは通常営業で入場料(高校生以上1200円、3歳から中学生900円)が必要となり、休館日も原則水、木曜に戻す。【問い合わせ】お菓子の城=0568(67)8181 

(2019年3月20日)

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