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ベルリンの壁崩壊、ディスコ・・・平成振り返る「福よせ雛」

岐阜・郡上八幡博覧館で企画展

ひな壇の代わりに壁に上がりベルリンの壁崩壊を表現するひな人形=いずれも岐阜県郡上市八幡町の郡上八幡博覧館で
ひな壇の代わりに壁に上がりベルリンの壁崩壊を表現するひな人形=いずれも岐阜県郡上市八幡町の郡上八幡博覧館で

 飾られなくなったひな人形を生き生きと展示する催し「福よせ雛(びな)」が、岐阜県郡上市八幡町の城下町で開かれている。メイン会場の郡上八幡博覧館では、平成の出来事を振り返る特設コーナーが設けられた。東西冷戦の終わりを告げるベルリンの壁崩壊や、女子サッカーなでしこジャパンのワールドカップ制覇など、時代の目まぐるしい変化が人形たちのユーモラスな姿を通して伝わってくる。(林勝)

 分厚い壁をつちで壊し、歓喜に沸くひな人形の姿で表現されたベルリンの壁崩壊(1989年11月)。その隣では小渕恵三官房長官(89年1月当時)を模した人形が、金びょうぶの前で「平成」の書を掲げる。バブル景気を受けた90年代前半のディスコブームを伝えるコーナーには、おひなさまが飾りのファーを付けた扇子を振り上げる。

お立ち台に上がったおひなさま
お立ち台に上がったおひなさま

 郡上八幡観光協会などでつくる実行委員会が福よせ雛を毎年開催。郡上八幡産業振興公社の職員らが、平成最後の年に合わせ知恵を絞った展示がひときわ目を引いている。公社職員は30件以上の出来事の候補を挙げ、社会への影響度や人形での表現のしやすさなどを基に題材を15件に絞って作品を仕上げた。

 パソコンやスマートフォンといった小道具を人形のサイズに合わせて手作りし、メディアや通信環境の激変も表現。なでしこジャパンの快挙(2011年7月)を伝える場面は、女性の社会進出や活躍ぶりが目立った平成を象徴しているかのようだ。

スマートフォンに興じる老若男女のひな人形
スマートフォンに興じる老若男女のひな人形

 担当した公社の畑中敦さん(46)は「平成は昭和と比べて短いけれど、制作を通して社会の変化や技術の進歩の激しさをあらためて感じた」と話していた。

 このほか、趣向を凝らしたひな人形が城下町の100カ所で4月3日まで展示される。問い合わせは、郡上八幡観光協会=0575(67)0002

(2019年2月26日)

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