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東栄・布川地区の「花祭り」今年限りで休止

高齢化進み存続困難 奥三河

今年を最後に休止が決まった「布川の花祭り」=2016年3月、愛知県東栄町中設楽の布川集会所で
今年を最後に休止が決まった「布川の花祭り」=2016年3月、愛知県東栄町中設楽の布川集会所で

 愛知県奥三河の15カ所で演じられる民俗芸能「花祭り」(国重要無形民俗文化財)のうち、同県東栄町中設楽の布川(ふかわ)地区が、今年3月を最後に祭りの休止を決めた。過疎高齢化が進み、存続が困難になった。

 かつて50を超えた布川地区の世帯数は、現在14。うち7世帯が一人暮らしだ。祭りに携わる10人のうち、6人が80歳以上。「地区外へ出た人たちにも協力してもらい、何とか続けてきた。しかし後継者もおらず、断腸の思いで決断した」と、保存会長の尾林良隆さん(81)は話す。

 尾林さんは、祭りをつかさどる世襲制の「花太夫」を務める。「700年以上も前から受け継いできた先人たちの苦労を思うと、完全にやめるわけにはいかない。舞の数の削減や時間の短縮など時代に合った形に改め、復活を目指したい」と語った。

 花祭りの中止・休止は、2007年の同県豊根村下黒川間黒(まくろ)地区と同村三沢山内地区以来。

 布川の花祭りは3月2日午後1時から翌3日午前10時まで、布川集会所で開かれる。(鈴木泰彦)

(2019年1月18日)

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