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神野三枝の今日も絶好調!
神野三枝の今日も絶好調!

第30回 アップデートしてますか?

仕事に出かける電車の中での、マネージャーとの会話。
仕事の前には滑舌をよくするため口のストレッチ運動にガムを噛みます。ところがその日ガムを忘れたことに気づき、どこかで買わなきゃな~と思いつつも、もしかしたらマネージャーが持っているかもしれないと思ったのです。

「ね~ガム持ってる?」すると「誰が?」と返ってきました。「いや貴方がさ~」「えっ、私が?もちろんだけど」と言うのですが、そのくせガムを出そうとしないのです。「ねえ、今ちょうだい」と言うと「何を?」と言います。「何って、ガムさ」と催促すると「ガム??何を唐突に言いだすの、ガムなんて持ってないけど」と言うのです。

あ~この人もアラフィフ、少々ボケ始めたか・・・。
「どうして~持ってるって言ったじゃん」「いつ?」「今!」「言ってないってー」と押し問答に。「なんで~、今ガム持ってる?って聞いたら、“もちろん”って言ったじゃん!」

するとマネージャーは言いました。「あれ“ガム持ってる?”って聞いたの?私“頑張ってる?”って聞こえたから、なに突然言い出すのかと思ったけど、“もちろん”って答えたんだけど」。

「ガム持ってる?」「頑張ってる?」言い手の粗相か、聞き手の粗相か?いずれにしても老化が始まっているのは間違いなさそうです。

知り合いの女性は会社の社長で、事業で成功した女性。その凛とした姿には美しさと、威厳のオーラがあります。身に付けるものも高そうで、気軽には近づけない雰囲気が漂っています。70代の今でも、見た目は、衰えを知らない美しさなのですが、本人の中では確実に老化は進行しているそうで、特に困るのが老眼と記憶力だそうです。その方は100万円も200万円もするハンドバッグや300万円も400万円もする高級腕時計を持っていますが、雨の日や旅行用にそのフェイクも持っています。それらはすべて一緒に置いてあります。そこでさて困ったのが、年をとってブランドのロゴや文字盤が見えず、どれが本物で、どれがフェイクなのかわからなくなってしまったのです。

とんだ想定外の落とし穴に落ちたものです。でも私の目には、全部高そうな本物に見えます。結局、本物の人が身につけると、フェイクでも高そうに見えるのですね。ある部分、物の価値とは、それを持つ人のこれまでの生き様が影響してしまうのです。間違っても、高い物を持っても安そうに見える女性にはならないようにしたいですね。

そうこう言っている私にも老化を感じることが多々あります。その一つが病院の先生です。
若い時は医師といえばすべて自分よりうんと年上の人でした。ところがアラフォーに差し掛かると自分より年下の医師が現れ始め、こんな子供みたいな若い人で大丈夫かと頼りなくて不安になったものです。

ところがアラフィフど真ん中の今、自分より年上の医師となるとかなりの高齢になり、痛み止めの注射を打つ時に患部の位置を左右間違えたり、前回話したことをすっかり忘れていたり、こちらの話も聞かずに自分の長年の勘で決めつけた見立てをしたり、治療に根気がなかったり、はたまた頑固すぎて患者側が遠慮しなきゃいけない羽目にあったり、なんてことに遭遇するのです。しかも医療知識をアップデートしていない高齢の医師の場合はどうしても治療方法が古かったりいたします。こうなると最新の医療を学んでいる脂ののった若い医師の方が頼りがいを感じられるのも無理もないこと。

そこで最近「医師は程よく若い方が良い」と思うようになってきました。自分が年をとったせいです。この新たな発見に自分の老化を感じずにいられません。

人はアップデートをしなくなった時、本物の老化が始まると感じます。見た目や健康だけでなく、内面的な老化を防ぐには、社会に敏感で常に今の世の中に順応できる自分にアップデートし続けることが若々しくいられる秘策かもしれませんね。

気負わず、焦らず、穏やかに。
さあ、今日も元気を出して、絶好調で!

(2019年07月01日)

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