オピ・リーナ opi-rina
menu
オピ・リーナ opi-rina
ニュース 中日新聞ニュース

「1歳児も性暴力被害」

ノーベル平和賞・ムクウェゲさん

 【ブカブ=共同】コンゴ(旧ザイール)で紛争下の性暴力被害者の治療に尽力し、今年のノーベル平和賞受賞が決まった男性産婦人科医デニ・ムクウェゲさん(63)は6日、自身が治療を担当した患者に1歳半の女児がいたことを明らかにした。

 ムクウェゲさんは「とても悲しかった。治療に携わったスタッフの多くが心的外傷(トラウマ)を抱えた」と述べ、性暴力の悲惨さを訴えるとともに解決に向けた取り組みを国際社会に求めた。6日、コンゴ東部ブカブの病院で行ったインタビューの中で証言した。

 ムクウェゲさんは1999年に病院を設立し、民兵らに暴行された5万人以上の性暴力被害者を受け入れてきた。1歳半の女児の治療はその中でも最悪の部類に入る体験だったと言及。「レイプされ、性器が破壊されていた」と振り返った。手術を重ね、命は助かった。80歳を超える女性が性的暴行されたケースもあったという。

 ムクウェゲさんは何者かに暗殺されそうになった経験があり、今は武装した国連平和維持活動(PKO)部隊に守られながら病院で活動している。身の危険を冒しながら治療を続ける理由について「自分の娘や孫を被害者に重ね合わせている」と述べた。「(被害に遭った)女性が人生を再スタートさせる力に感銘を受けることがある」とも語った。

(2018年10月8日)

<< 前の記事 次の記事 >>

News 中日新聞ニュース

Today's Fotune 今日の占い

Mail Magazine 登録無料

下記フォームより
メールアドレスの登録を行ってください

> 登録 >>メルマガについて
ページトップに戻る