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長良川鵜飼、本格再開見通せず

航路に土砂 河川敷で無料公開へ

長良川本流への進入路(中央)に土砂がたまり、出航できなくなった鵜飼観覧船=11日午後、岐阜市で
長良川本流への進入路(中央)に土砂がたまり、出航できなくなった鵜飼観覧船=11日午後、岐阜市で

 記録的な大雨で、1300年余の伝統がある岐阜市の長良川鵜飼が本格再開を見通せない。観覧船の一部が被害を受けたほか、土砂の堆積で川の形状自体が損なわれたためだ。市は14日から鵜舟のみでの鵜飼い漁の再開を決定。河川敷から誰でも無料で観覧してもらう方針で、魅力アピールに懸命だ。

 「航路が河原になってしまい、船が出せない」。市鵜飼観覧船事務所の林素生所長(51)が嘆いた。観覧船の乗り場から、長良川本流への進入路に土砂がたまり、周辺は川の様子が一変した。

 市は今後、川を管理する国と協議して進入路や堤防の大掛かりな復旧工事に取りかかる。ただ、濁流で本流の川底の形状が変化した可能性もあり、航路の安全を確認する必要がある。

 また、岐阜市に大雨特別警報が出た8日は、停泊所に係留していた観覧船45隻のうち2隻が転覆した。1隻は修理するが、もう1隻は老朽化もあり廃船を検討している。他の船も一部に破損を受けたといい、点検を続ける。

 長良川鵜飼は今月4日から中止となり、11日までの8日間で約5500人が予約をキャンセル。市によると、今週末の3連休はほぼ満席だった。13日までの10日連続中止は近年では最長という。川の水位は下がって漁自体はできるため、ホテルパーク(同市湊町)前の河川敷を観光客に開放し、漁を披露することを決めた。鵜匠代表の杉山雅彦さん(58)は「苦肉の策だが、楽しみにしているお客さんに一日も早く見せたい」と話す。

 岐阜県関市の小瀬鵜飼も、11日まで14日連続で中止に。再開時期は未定という。一方、愛知県犬山市の「木曽川うかい」は11日昼に再開した。(近藤統義)

(2018年7月12日)

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