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西日本豪雨、避難先で体調崩す住民も

厳しい暑さ 浴槽やシャワー提供

 西日本豪雨の被災地は10日、厳しい暑さとなり、体調不良を訴える住民も出始めた。避難所の近くでは仮設風呂が設置され、被災者が久しぶりの入浴に一息ついた。土砂崩れや浸水の現場では、警察官らが額に汗を浮かべながら散乱する流木やがれきを取り除き、安否不明者を捜した。

 堤防の決壊で甚大な被害が出た岡山県倉敷市真備町地区の二万小には、約200人が身を寄せた。暑さ対策で窓は全て開けられ、ボランティアが用意した10台以上の大型扇風機がフル稼働した。

 広島県呉市の天応まちづくりセンターに避難した女性(82)は自宅1階が浸水。足が不自由なため、布団に寝ることができず廊下のソファで寝起きしている。「毎日暑くて、寝返りもできないので寝不足。早く家に帰りたい」

 真備町地区の真備総合公園では自衛隊がテント型の仮設風呂を2つ設置。男女30人ずつが利用できる浴槽とシャワーを提供した。倉敷市が下着と生活用品も用意し、希望者に配った。

 3日ぶりに入浴した男性(67)は「自宅は当分水が出ず、暑い日が続いていたから本当にありがたい。これからしばらく利用できるので頼もしい」と笑顔だった。

 公園では給水支援もあり、両手にポリタンクを持った住民らが給水トレーラーの前に並んだ。

 暑さの中で捜索活動も続いた。真備町地区では、消防隊員らが1軒ずつ住宅を訪問し、ぬれた家具などを片付けている住民らに声を掛けて安否を確認したり、行方の分からない人がいないか尋ねたりした。

 土砂崩れで住宅が流された広島県呉市天応西条3丁目では、国家公務員の女性(61)が「私も流されていたかもしれない。早く見つかってほしい」と安否不明者を気遣った。

(2018年7月11日)

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