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藤井七段、名古屋で祝福

「東海地方にタイトルを」抱負

記者会見後に杉本七段(右)と握手し、笑顔の藤井七段=名古屋市内のホテルで
記者会見後に杉本七段(右)と握手し、笑顔の藤井七段=名古屋市内のホテルで

 「東海地方にタイトルをという気持ちはずっとある」。将棋の最年少棋士、藤井聡太七段(15)=愛知県瀬戸市=は10日、自らの昇級昇段の祝賀会が開かれた名古屋市内のホテルで記者会見。「将棋に対する純粋な探究心を忘れず、さらに精進したい」と抱負を述べた。 (岡村淳司)

 プロ入りからわずか1年7カ月で七段に到達。「プロを目指したころ、タイトルは本当に遠い目標だったが、少しでも距離を縮められてうれしい」と語った。将棋の8大タイトルのうち現在は王座戦と棋王戦と竜王戦で本戦に残り、年内に初タイトルを奪取する可能性がある。

 師匠の杉本昌隆七段も会見で「藤井七段は寝て起きるたびに強くなっている感じだ。もうどれだけ勝っても驚かない」と笑顔。「棋士生活でいえば、まだまだ序章。これからおそらく皆さんがもっともっと驚く活躍をしてくれる」と話した。

 今回の祝賀会は東海地方のプロ棋士やアマチュア組織でつくる「日本将棋連盟東海普及連合会」を中心に企画し、地元のファンら500人が集まった。昇級昇段の祝賀会は、段が一つ上がるたびに開かれることが多いが、藤井七段の場合は五段と六段、七段への昇進、さらに順位戦のC級2組からC級1組への昇級を同時に祝う会になった。発起人を代表し、中日新聞社の大島宇一郎社長は「地元からスターが誕生したのは大きな喜びで誇り。次はぜひタイトル獲得を」と激励。来賓の伊藤保徳瀬戸市長は「これからも藤井七段の躍進のエネルギーになるような応援をしたい」とあいさつした。

(2018年6月12日)

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