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訪日客への「おもてなし」充実

駅番号導入、4カ国語表示、Wi-Fi整備など対応進む

名古屋駅の東海道線ホームで、駅番号のシールを貼り付けるJR東海の作業員=名古屋市中村区で
名古屋駅の東海道線ホームで、駅番号のシールを貼り付けるJR東海の作業員=名古屋市中村区で

 中部9県に訪日客を呼び込む「昇龍道プロジェクト」に呼応し、鉄道各社などが訪日客が移動しやすい「おもてなし」対策を進めている。中部運輸局によると、9県の外国人宿泊者数は直近統計の1月まで6カ月連続で前年を上回る。訪日客消費を当て込む地域間競争が激しくなる中、公共インフラの機能を高め中部の魅力向上につなげる考えだ。(久野賢太郎)

 JR東海道線名古屋駅のホームで、担当者が脚立に乗って「なごや」と書かれたつり下げ式の駅名標に、「CA68」と記した17センチ角のステッカーを貼り付けた。CAとオレンジ色が東海道線、68が名古屋駅を意味する。色と英数字で路線名と駅を示す「駅ナンバリング」で、JR東海が3月から導入した。

 日本語が分からなくても訪日客が迷わないよう、分かりやすさナンバーワンを目指す取り組み。列車内の路線図の交換作業はすでに終わり、現在は駅構内の各種案内板に新表示を反映させる作業が急ピッチで進められている。在来線9路線の176駅で9月末までに完成させる。



「特急名鉄岐阜行き」が韓国語で表示された名鉄・中部国際空港駅の電子看板=愛知県常滑市で
「特急名鉄岐阜行き」が韓国語で表示された名鉄・中部国際空港駅の電子看板=愛知県常滑市で

 名古屋鉄道は3月末、訪日客の玄関口となる中部国際空港駅で、ホームの列車案内に電子看板(デジタルサイネージ)を設置した。停車中の列車の種類と行き先が地図上に4カ国語で次々と表示される。岩田栄子駅長は「表示を見て、列車を確認する外国のお客さまをよく見かけるようになった」と効果を話す。

 一方、外国人向けの公衆無線LANサービス(無料Wi-Fi)は、他地域と比べて整備の遅れが指摘されていたが、普及への道筋が見え始めた。昇龍道プロジェクトを推進する中央日本総合観光機構は3月、9県を中心に無料Wi-Fiスポットの統一サイン「昇龍道フリーWi-Fiプロジェクト」を設けた。約1万カ所で使われている。JR東海では今夏から1年半かけ、自社で所有する東海道新幹線の全車両で無料Wi-Fiが使えるようにする。外国人に人気の特急「ひだ」は来年3月末までに整備する。

 JTBはヤマト運輸と連携し植物検疫手続きの代行サービスを始めた。第1号の顧客はタイの調理師学校の生徒で今月6日、静岡県袋井市のクラウンメロン12個を持ち帰ったという。

(2018年4月12日)

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