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豊田国際体操 9、10日

世界の実力者競う

「世界の床」進化 村上茉愛
「世界の床」進化 村上茉愛

 2020年東京五輪を見据える実力者たちが、技と美しさを競う。9、10日、愛知県豊田市総合体育館(スカイホール豊田)で開かれる豊田国際体操競技大会。今秋の世界選手権でそろって表彰台の頂点に上がった男子の白井健三(日体大)、女子の村上茉愛(まい)(同)らが、シーズン最後の舞台に立つ。

男子

 体操ニッポンの「新エース」へ-。世界の舞台で進化した姿を見せつけた白井は「上の世代についていく立場から、引っ張っていく立場になってきた」と自覚がにじむ。

 10月の世界選手権は、7連覇を目指した内村航平(リンガーハット)が左足首を痛めて途中棄権。尊敬する第一人者から後を託された白井は、個人総合で銅メダルをもぎ取り、成長を示した。

「新エース」自覚 白井健三
「新エース」自覚 白井健三

 得意の床運動と跳馬でも圧巻の演技で種目別の2冠を達成。代名詞となった床運動の「シライ3(後方伸身2回宙返り3回ひねり、伸身リ・ジョンソン)」は安定感を増し、「できて当たり前」の領域に。高難度の技だけでなく、最も美しい演技として表彰を受けるなど表現力にも磨きが掛かる。内村が出場を見送る中、豊田でも主役となる。

 各種目のスペシャリストからも目が離せない。宮地秀享(ひでたか)(愛知県半田市出身、茗渓(めいけい)ク)は世界選手権の種目別鉄棒で、最高I難度の新技「伸身コバチ2回ひねり」を決めた。自身の名前がつく見通しの技は豊田でも披露する予定で、「世界の誰にも負けない」という高次元の演技に注目が集まる。世界選手権の種目別跳馬で6位の安里(あさと)圭亮(相好ク)は、高さのある豪快な跳躍で魅了する。

 リオデジャネイロ五輪の男子団体総合金メダルに貢献した田中佑典(コナミスポーツ)、個人総合で白井のライバルとなる谷川航(順大)ら、多種目で強さを発揮する実力者も大会を盛り上げる。

女子

「東京」へ再出発 寺本明日香
「東京」へ再出発 寺本明日香

 世界選手権の種目別床運動を制し、日本女子で63年ぶりの世界一に輝いた村上。「これからは常に金メダリストとして見られるようになる。一番になった床は譲れない」と、確固たる地位を目指して自らを追い込む。

 種目別で競う豊田で見せたいのは、得意種目の高い完成度。床運動の冒頭で見せるH難度の大技「シリバス(後方抱え込み2回宙返り2回ひねり)」は、「多少蹴りが合わなくても着地はできる」と絶対の自信を持つ。今はターン、ジャンプの柔軟性や表現力に力を入れ、盤石の演技をさらに磨き上げる。

 床運動での世界選手権金メダルは、体操ニッポン女子で史上初。豊田でも歴史を動かした演技に注目が集まる。

 世界選手権の個人総合に挑んだ杉原愛子(朝日生命)も、6位入賞と健闘した。得意の平均台の見せ場は、E難度の「足持ち2回ターン」。豊田でも構成に入れ、「来年に向けて攻めた体操にしたい」と意欲を語る。

 地元・愛知で開かれる大会を「毎年楽しみにしている」と話すのは寺本明日香(レジックスポーツ、中京大)。今季はけがで出遅れたこともあり、世界選手権は個人総合での出場を逃したが、平均台で決勝に残るなど収穫もあった。「東京では団体でメダルを取りたい。そのために代表としてできることを考える」。シーズンを締める豊田が、その一歩になる。

海外勢

 海外勢は、女子で世界トップクラスの実力者が集まった。オランダのサンネ・ベフェルスは、昨夏のリオデジャネイロ五輪の種目別平均台で金メダル。同じくリオ五輪代表だった双子姉妹のリーケもエントリーしている。

 10月の世界選手権で個人総合2位のエルサベス・ブラック(カナダ)、同3位で16歳のエレーナ・エレミナ(ロシア)も出場。今後の個人総合で村上のライバルとなる選手たちが顔をそろえる。

 男子は、世界選手権の個人総合を戦ったフィリップ・ヘルデル(ドイツ)、ザカリー・クレー(カナダ)らが出場する。

▼出場予定選手

▽男子

【日本】
白井健三 (日体大)
谷川航 (順大)
亀山耕平 (徳洲会)
安里圭亮 (相好ク)
宮地秀享 (茗渓ク)
田中佑典 (コナミスポーツ)
武田一志 (徳洲会)
杉野正尭 (鹿屋体大)
佐藤巧 (徳洲会)

【カナダ】
ジェレミー・バーソロメウス
ザカリー・クレー
エバン・クルス

【ドイツ】
フィリップ・ヘルデル

【イラン】
サイードレザ・ケイハ

【台湾】
陳智郁

▽女子

【日本】
村上茉愛 (日体大)
杉原愛子 (朝日生命)
宮川紗江 (セインツク)
寺本明日香 (レジックスポーツ・中京大)
畠田瞳 (セントラル目黒・日体大荏原高)
刀根綾菜 (武庫川女子大)

【オーストラリア】
ジョージア・ゴッドウィン
ジョージアローズ・ブラウン
キアラ・ムンテアヌ

【カナダ】
エルサベス・ブラック
ヘーリー・デヨング
ソフィー・マロワ

【フランス】
メラニー・デジュススドスサントス
マリヌ・ボワイエ
ジュリエッタ・ボシュ

【ドイツ】
サラ・フォス
ヘレーネ・シェファー

【オランダ】
サンネ・ベフェルス
リーケ・ベフェルス

【ロシア】
エレーナ・エレミナ

▼大会日程

大会は種目別選手権の形式で、男子6種目、女子4種目を実施する。

【9日午後2時開始】
▽男子 床運動、あん馬、つり輪
▽女子 跳馬、段違い平行棒

【10日午後1時開始】
▽男子 跳馬、平行棒、鉄棒
▽女子 平均台、床運動

問い合わせ 大会事務局=電0565(36)0677(平日前10~後6)
共催 愛知県豊田市・同市教育委員会、日本体操協会
特別協賛 富士学院、名古屋鉄道
協賛 VITS豊田タウン、クラーク記念国際高等学校、JTB中部、新菱冷熱工業、セノー、東海学園大学、東新住建、豊島、トヨタ自動車、豊田信用金庫、名古屋トヨペット

(2017年12月7日)

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