秋陽に輝く紅葉 茶臼山高原
11月5日まで矢筈池周辺をライトアップ

秋の日差しに輝く紅葉。背後は県内最高峰の茶臼山(1416メートル)=愛知県北設楽郡豊根村の茶臼山高原で
久しぶりに青空が広がった18日、愛知県北設楽郡豊根村の茶臼山高原では、紅葉が秋の日差しに輝いた。
標高1300メートル前後の高原は、県内で最も早く紅葉が見ごろになる。カエデやベニドウダンの赤とナラやブナ、カツラの黄色が、山肌でグラデーションを描く。
一帯を管理する茶臼山高原協会は11月5日までライトアップをしている。土日祝日の夜、矢筈(やはず)池周辺の紅葉を浮かび上がらせる趣向だが、雨天続きで人出はいまひとつだ。
紅葉のピークは今週末あたり。しかし、台風21号の接近で天気は大きく崩れそう。「今年は夏山シーズンも雨また雨でした。お天気だけはどうにもなりません・・・」。ストーブが音を立てて燃える管理事務所で、協会のスタッフは苦笑した。(鈴木泰彦)
(2017年10月19日)