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トピックス 中日新聞ニュース

高利で注目 旅行積み立て

レジャーの資金、賢く準備を

 旅行会社などに一定額を毎月積み立てて満期になると、元金に利息分(サービス額)が加わった金額の旅行券が受け取れる「旅行積み立て」。サービス額はおおむね年利換算1.5~3%と預貯金金利よりお得で、超低金利時代の高利回りサービスとして注目を集めている。旅行や帰省の予定があらかじめ決まっていれば、活用を考えたい。(砂本紅年)

有効期限、満期など注意

 旅行積み立てを取り扱っているのは大手旅行会社のほか、航空会社やカード会社。満期時点で、利息に当たるサービス額を加えた額面の旅行券がもらえる。これを元手に国内外のツアーに換えることができる。会社によっては、航空券やJR券への交換も可能だ。積み立ては毎月払い以外に、一括払いや満期なしもある。

 「レジャー費の支出が原因でお金がたまりにくい家庭には、旅行積み立ても一案。計画的に貯蓄しましょう」。ファイナンシャルプランナー(FP)の柳沢美由紀さん(47)は勧める。

 主な会社の毎月積み立てプランを5つ選び、比べてみた。

表

 サービス額は1年満期で見るとANA、JAL、JCBが年利換算で3%。預貯金と違い、利息分に税金はかからない。

 積立期間は、6カ月から5年が一般的。提携している他社のツアーを利用できたり、クレジットカード払いにするとポイントやマイルがたまって、サービスを二重取りできたりすることもある。

 ただし、注意点も多い。旅行券を利用する際には、券を郵送したり、実際の店舗まで赴いたりと、ネット決済より手続きに手間のかかるケースも。

 5年、10年など有効期限付きの旅行券もあるので必ず確認を。旅行券のおつりが出ない会社が多いので、その場合の積立額は、予算よりやや少なめに設定しておくといい。

 旅行や帰省の日程が決まっている場合は、満期がいつになるか、積み立て中の旅行予約ができるか、代金の支払い手続きが間に合うかなどもしっかりチェックしておきたい。

 満期前に途中解約すると、多くは現金ではなく旅行券で戻る。額面以下の端数の切り捨てやサービス額の減額などで、元本割れもあり得るので注意が必要だ。

 さらに万が一、積み立てをしていた会社が破綻した場合、積立金が全額保護されるかどうか不明だ。柳沢さんは「満期は長期ではなく、半年から1年以内に設定するのが無難でしょう」と話している。

(2017年9月7日)

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