落雷で犬山城しゃちほこ破損

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天守内の火災報知器も故障 けが人なし

片方のしゃちほこが破損した国宝犬山城=12日午後、愛知県犬山市で(嶋邦夫撮影)
片方のしゃちほこが破損した国宝犬山城=12日午後、愛知県犬山市で(嶋邦夫撮影)

 東海地方は12日午後、大気の状態が不安定となり、局地的に大雨や落雷に見舞われた。愛知県犬山市の国宝犬山城で午後4時ごろ、天守の屋根の最上部を飾るしゃちほこ2体のうち、北側のしゃちが折れたようになり、尾などが欠損しているのが見つかった。当時、市内は激しい雨で、落雷に遭ったとみられる。同市には雷注意報が出され、午後4時すぎには大雨警報も発表されていた。

 市によると、尾の部分などが折れ、人が立ち入れない天守北側の木曽川沿いの林に落ちたとみられる。しゃちほこ脇の避雷針が曲がっており、落雷が原因らしい。天守内の火災報知機も故障した。

 しゃちほこは1964年の「昭和の大修理」の際、奈良県奈良市で新たに製造し、高さ24メートルの天守の屋根の南北の端に1体ずつ設置した。瓦製で高さ約1.2メートル。

 天守は一般公開中だったが、けが人はなかった。13日は内部の公開を取りやめ、修理策を検討する。

(2017年7月13日)

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