ウェスティンナゴヤキャッスル名称変更へ

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ウェスティンの名消える

ウェスティンナゴヤキャッスル(左手前は名古屋城天守閣)=名古屋市中区と西区境で、中日新聞社ヘリ「まなづる」から
ウェスティンナゴヤキャッスル(左手前は名古屋城天守閣)=名古屋市中区と西区境で、中日新聞社ヘリ「まなづる」から

 名古屋市西区のホテル「ウェスティンナゴヤキャッスル」の運営会社は18日、2018年2月から名称を創業当時の「ホテルナゴヤキャッスル」に戻して営業すると発表した。

 「ウェスティン」の商標を管理する米マリオット・インターナショナル側とのフランチャイズ契約が同年1月末で終わるのに伴い、契約を更新しないことで合意したという。名称変更後の宿泊予約や売り上げへの影響はないとみている。

 同ホテルは1969年10月に「ホテルナゴヤキャッスル」として開業。97年11月にスターウッドホテル&リゾート(現マリオット・インターナショナル)とフランチャイズ契約を結び、2000年4月から現在の名称で営業している。

催し利用多く 海外集客頼らず

 国際的なホテルチェーンとフランチャイズ契約を結ぶ場合、売上高の一定割合を納め、ブランド名と予約システムを利用できるのが一般的。ナゴヤキャッスルの運営会社によると、売上高に占める宿泊の割合は約13%で、宴会や婚礼、レストラン利用が8割以上を占める。

 名古屋市内の別のホテル関係者は「もともと宿泊割合が低く、地元財界の会合でも頻繁に活用されているなど、国内でのブランド力は高い。国際的な知名度を生かした、外からの集客にこだわる必要が無いのでは」とみる。

 ただ、地元の旅行業関係者は「ウェスティンが名古屋から無くなるのはマイナスだ」と話す。市内にある外資系ホテルには「名古屋マリオットアソシアホテル」「ヒルトン名古屋」などがあるが、「外国人訪日客から見ればウェスティンは格上のブランドだ」と指摘する。

 客室から名古屋城が見える立地の良さもあり、外国人からの人気は高いという。訪日外国人を中心とした観光客の増加が期待されるなか、影響を懸念する声も聞かれた。(久野賢太郎、石原猛)

(2017年5月19日)

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