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「よーい...どん!」 走りに影響

間隔短いとスタート遅れ

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 短距離走のスタートで、「用意」と声を発してからピストルを鳴らすまでの時間が短いと、選手の反応が遅れる傾向にあることを、立命館大スポーツ健康科学部(滋賀県草津市)の大塚光雄助教らの研究グループが実験で明らかにした。18日付のスイスの科学誌(電子版)で発表した。

 大塚助教らは、2012~15年に開かれたオリンピックや世界陸上の動画で、約80レースの音声データを解析。審判が掛け声からピストルを鳴らすまでの時間は1.47~2.10秒まで、0.63秒の差があった。

 この結果を基に、世界大会経験者7人を含む20人の男性選手(全員20代)で実験。1.47~2.10秒の範囲で、長短の5パターンで合図し、それぞれ5メートルをダッシュしてもらった。

ピストル音が鳴るまでの長さと、全身の反応時間を計る実験=立命館大提供
ピストル音が鳴るまでの長さと、全身の反応時間を計る実験=立命館大提供

 高速カメラや機器で、肩やひざなど関節の動きを見ると、ピストル音に反応し、選手の体が動きだすまでの時間が最大0.04秒異なっていた。ピストルが鳴るまでの時間が短いほど体が動きだすのに時間がかかり、長いほど早く動きだす傾向にあった。

 大塚助教は「大会では公平性を保つため、時間を均一にしてはどうか」と話している。

(2017年5月19日)

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