せき止め薬で呼吸困難24件

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厚労省、注意喚起へ

 厚生労働省は16日、100万人規模の患者情報を登録した医療情報データベースで、せき止め作用のある成分「コデイン」が含まれる医薬品の使用状況を調べた結果、呼吸困難の副作用が疑われるケースが24件あったと発表した。

 厚労省は6月にも有識者会議を開いて、副作用の頻度が多いと考えられる子どもへの使用を制限するよう製薬会社に添付文書の改訂などを指示することを決める方針。

 コデインはモルヒネに似た、せき止め作用のある薬品で、風邪薬など約600の市販薬にも含まれている。特に子どもで呼吸困難になるリスクが指摘され、欧米ではすでに12歳未満への処方を禁じられている。日本では副作用報告がなく実態が分かっていなかった。

 データベースは厚労省などが開発。2009〜15年に協力病院を受診した約98万人のうち、約7300人にコデインが処方されていた。このうち0.3%に当たる24人に副作用が疑われる呼吸困難の症状が出ていた。

(2017年5月17日)

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