どこでも速度取り締まり

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愛知県警が携帯型装置を導入

4月に運用を始める携帯型の自動速度違反取り締まり装置=名古屋市北区で
4月に運用を始める携帯型の自動速度違反取り締まり装置=名古屋市北区で

 愛知県警は4月から、手提げケースで持ち運べる携帯型の自動速度違反取り締まり装置を導入する。従来型と違って場所を取らないため、道幅が狭い道路で摘発できる。当面は小中学校の通学路で運用する。4月7日には、一宮市と幸田町の小学校の通学路で、初の取り締まりを行う。(市川泰之)

 装置は縦50センチ、横26センチ、高さ50センチ。重さは約25キロで、専用のケースに入れて持ち運ぶ。

 これまでの取り締まり装置は車の荷台に載せた状態で稼働させる「半可搬式」と呼ばれるタイプで、重さは約500キロもあった。駐車スペースが必要なため、取り締まり場所は道幅の広い幹線道路などに限られ、最低でも5人ほどの警察官が現場に必要だった。

 速度違反を感知するとナンバーを自動で撮影し、後日、違反者を呼び出す。違反車両をその場で止めて切符を切る必要がないため、警察官1人で取り締まりができる。

 県内に2つある交通機動隊に3月末、1台ずつ配備され、現在は実践での運用に向け試用している。小学校の始業式のある7日、一宮市の起小学校と幸田町の荻谷小学校近くの通学路で、初の取り締まりを実施する。

 県警の担当者は「積極的に活用し、事故防止につなげたい」と話している。

 県警によると、幅員5.5メートル未満の道路で起きた昨年1年間の死亡事故は16件、人身事故は7415件だった。

(2017年3月31日)

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