「ななつ星」 海に続編

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豪華客船 両備HDが2020年にも

両備ホールディングスが計画する豪華客船の完成イメージ図=2015年当時
両備ホールディングスが計画する豪華客船の完成イメージ図=2015年当時

 両備ホールディングス(HD、岡山市)は20日、JR九州の豪華寝台列車「ななつ星in九州」をデザインした水戸岡鋭治氏が設計する豪華客船の運航に関し、沖縄県を含む九州周辺ルートを検討していると明らかにした。「ななつ星」と併用した旅行需要を見込む。早ければ東京五輪・パラリンピックが開かれる2020年にも運航を始めたい考えだ。

 両備HDの小嶋光信会長が共同通信の取材に答えた。

 ルートは時期に応じて変更し、九州周辺のほか、日本一周や瀬戸内海クルーズ、日本から韓国の釜山や済州島への運航などを計画する。実現すれば、政府が目指す30年の訪日外国人6000万人にも一役買いそうだ。

 客船は8000〜9000トン、長さを約120メートルとし、60の客室は全てを快適な滞在ができるスイートルームにする。船上に木々を生い茂らせ、人形劇「ひょっこりひょうたん島」の舞台である島のような外観を検討している。事業費は約80億円を見込み、日本の造船会社に発注したい考えだ。

 小嶋会長は九州周辺ルートと「ななつ星」の併用を提案することで「陸と海が結びつき、互いの商品に広がりが出る」と期待を込める。日本一周の寄港先は広島や岡山、神戸、横浜、東京を想定。中部地方に寄港するかや料金は未定という。

 水戸岡氏は「世界に誇れる日本最高の客船を造り、船旅の楽しさを再認識してほしい」と意気込む。15年に計画を公表した当時は約2500トン以内の船にする予定だったが、事業費を上積みし船をより大型化する。

(2017年3月21日)

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