「園芸」の魅力と楽しみ方

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ガーデナー・天野麻里絵さん フラワードームに出演

「園芸は生活に潤いを与えてくれる」と語るガーデナーの天野麻里絵さん=愛知県豊田市の花遊庭で
「園芸は生活に潤いを与えてくれる」と語るガーデナーの天野麻里絵さん=愛知県豊田市の花遊庭で

 花と緑の祭典「2011 フラワードームプレミアム」(中日新聞社などの実行委員会主催)が11日から4日間、名古屋市東区のナゴヤドームで開かれる。期間中、園芸の初心者向けのトークショーに出演するガーデナー(造園家)、天野麻里絵さん(30)=愛知県豊田市=に園芸の楽しみ方を聞いた。 (片山健生)

 天野さんは東京農大卒業。現在は、父親が営む豊田市の造園会社「豊田ガーデン」で、ガーデニングミュージアム「花遊庭(かゆうてい)」のガーデナーのリーダーを務めている。NHK「趣味の園芸」にも講師として出演している。

 花遊庭は、有料で開放している住宅庭園のモデルガーデン。約4300平方メートルの敷地に和風や洋風、植物の種類などのテーマで分けた27の庭を配置している。天野さんは、年間の植栽計画を立て、他のスタッフ4人と一緒に約1600種の植物を育てている。

 「暑くても寒くても仕事は屋外。土の上での作業は体力が必要」。気候に左右される植物が相手だけに、思い通りにいかないことも多い。そんな中、「植物の成長や、開花という最も美しい瞬間を一番間近で見ることができるのがうれしい。来園者から掛けられる言葉も励み」と話す。

 天野さんにとって、手をかければ、それ以上のものを返してくれるのが園芸の魅力。「話せない植物たちが今、何を求めているのか。葉の色や張り、花の付き方、土の乾き具合などのサインに気付く目や感性を養いたい」。花の潜在力を引き出そうと、天野さんは日々努力を欠かさない。

 「趣味としての園芸は小さな鉢1つで始められる」というのが天野さんの考え。「土のぬくもりや花の香りに接することで癒やしの効果が期待できる。園芸は、人との会話のきっかけにもなる」。生活に潤いを与えてくれるのが園芸の一番の魅力だ。

 「最初は、気温変化や病気に強い丈夫な種類の花を適度な量だけ育てるのがいい」と無理せず可能な範囲での園芸を勧める。気軽に相談できる園芸店や情報交換できる園芸仲間を持つのも、園芸を続けるポイントだ。

 暖かくなる春は、枝の伸びが良くなる季節。園芸店の店頭にもさまざまな種類の花苗が並び、園芸を始めるには最適だ。「3〜4月はマーガレットや宿根ネメシアなどがお薦め。病気に強く、育てやすいし、花の色の種類が豊富なので、寄せ植えが楽しめます」

 フラワードームのトークショーでは、季節ごとに変わる花遊庭の植栽やその管理を画像を交えながら紹介する。「どんな植物も、地道な手入れがあって、初めてきれいな花を咲かせられる。園芸をもっと身近に感じてもらえたら」と天野さんは願っている。

■メモ

 「2011 フラワードームプレミアム」は11〜14日の午前9時30分〜午後5時、名古屋市東区のナゴヤドームで。天野麻里絵さんのトークショーは13日午後1時20分〜2時。無料だが、フラワードーム入場料が必要。前売り券は大人1500円(当日1800円)、中高生1000円(同1200円)、小学生以下無料。HP:「フラワードーム 」。(問)実行委員会事務局=電052(221)0956

(2011年3月2日)

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