上海万博に向けツアー続々

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空港や機内でもPR 活気づく旅行業界

販売が始まった上海万博ツアー。旅行業界は万博特需を狙う=名古屋市中村区で
販売が始まった上海万博ツアー。旅行業界は万博特需を狙う=名古屋市中村区で

 中国・上海で5月1日に開幕する上海万博をにらみ、中部地方の旅行業界が活気づき始めた。名鉄観光サービス(名古屋市)は全国で1万人を目標にパックツアーの販売を開始。JTB中部(同)は団体向けを中心に攻勢をかける。日本人観光客を送り出す全日本空輸や中部国際空港も商機を盛り上げる。(越守丈太郎)

 名鉄観光サービスは、入場日が指定される開幕3日間の万博チケットを押さえ1月末からゴールデンウイーク中のツアーの販売を開始。3泊4日で価格は11万9800円から。既に1割以上の予約が集まったという。入場日指定のないツアーや10月の閉幕前のプランは今後投入していく。

 同社は、名古屋市内で4500人のパック旅行客の獲得を目指す。綛谷企史(かせやひろし)海外旅行部長は「名古屋の人は愛知万博を経験した分、ほかの地域よりも関心が高い。多くの人を名古屋から送りたい」と意気込む。

 JTB中部も同様に、開幕3日間のチケットをつけたツアーを販売中で、2泊3日が8万9000円から。企業や自治体などには万博見学と上海市内視察の団体旅行を提案している。

 関連業界も"万博特需"の旗を振る。

 全日空は5日から、国際線客室乗務員が上海万博日本館のシンボルマークをあしらったピンバッジを着けて搭乗、機内でPRを始めた。「1987年の就航以来、国際線の中でも中国路線を重要視している」と全日空。子会社のANAセールスも同日から、関連ツアーを順次販売していく。

 中部国際空港も今月20日にはターミナル内に「EXPOショップ」を開設し、上海万博情報や中国茶を提供して雰囲気を盛り上げる。

 上海万博は200以上の国と機関が参加して10月末まで開催。入場者数は万博史上最大の7000万人と見込まれている。

(2010年2月6日)

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