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今回の探検は「空とぶのりもの 探検隊ツアー」に潜入 です

空美ちゃん「空飛ぶのりもの」に集まれ!

 みなさんこんにちは、『オピ・探検隊』のパンダ隊長です。鉄道好きな女性が“鉄子(てつこ)ちゃん”と呼ばれているのはすっかり有名ですが、最近、“空美(そらみ)ちゃん”が増殖中なのはご存知ですか?空美ちゃんとは、飛行機・航空機が好きな女性たちの総称。航空機ファンというと、大きなカメラを構えた男性のイメージが先行しがちですが、今や女性のファンも急増中なのだそう。そんな空美ちゃんの皆様に、そして、飛行機好きなお子さまたちにもぴったりの特別展があるんです。

「空飛ぶのりもの」エントランス
「空飛ぶのりもの」エントランス

 今年で開館50周年、昨年オープンした世界最大のプラネタリウムも引き続き好評な名古屋市科学館。今年の夏は、20世紀最大の発明と言われる飛行機の歴史や仕組み、航空技術や文化などを紹介する特別展「空飛ぶのりもの ~大空から宇宙まで」を9月2日(日)まで開催しています。今回、探検隊は、この特別展の関連イベントとして7月31日(火)に実施された、夏休み特別企画「空とぶのりもの探検隊」に潜入してきました!名古屋市科学館の特別見学に加え、通常は非公開の飛行機部品やロケット製造現場の見学、そしてセントレアの滑走路などの制限区域見学が盛り込まれた、小学生対象のプレミアムな日帰りツアー。実はちょっぴり“空美ちゃん”な隊長、子どものようにワクワクしながら出発!

「三菱重工 飛島工場」にやってきました!
「三菱重工 飛島工場」にやってきました!

 当日の参加者は計37名。夏休みも重なり、募集開始後すぐに完売してしまったとのこと、飛行機人気がうかがえます。まずは開館前の名古屋市科学館を特別に見学した後、参加者一同はバスに乗り込んで出発!伊勢湾岸道から名古屋のコンビナート群を眺めつつ、愛知県飛島村にある三菱重工業(株)飛島工場に到着。こちらでは、航空機の部分構造組立および宇宙機器の開発・生産等を手がけています。工場長から説明を受け、VTR鑑賞でお勉強。その後2班に分かれ、各々がワイヤレスガイドを装着し、いよいよ製造工場内の見学スタート!

H-ⅡAとH-ⅡBロケットの模型
H-ⅡAとH-ⅡBロケットの模型

 隊長の班は、ロケットを扱う第2工場から。最新技術を用いて造られる、日本の基幹ロケット「H-ⅡA」や、新型の「H-ⅡB」は、ここで配線、配管や接合までを行い、種子島宇宙センターへ運ばれていきます。そんなロケットの大きさを分かりやすく例えると、H-ⅡAロケットの場合は、あの名古屋城と同じくらいの長さがあるそうです。ガラス越しに工場を見下ろすと、巨大な筒のような円柱形の部品が何点も見られました。作業員や設計者の姿もあちこちに見られ、その巨大な筒状の中での作業も。「ロケットの出荷直後だと、工場内は、もぬけの殻状態なんですよ」と、私達が訪れた時はどうやらラッキーでした。世界を飛び出し、宇宙でも活躍、貢献するものづくり、子どもたちにとっては憧れの存在のようで、皆、食い入るようにじっと見つめていました。

工場内を食い入るように見つめる子どもたち
工場内を食い入るように見つめる子どもたち

 続いては、飛行機やヘリなどを製造する第1工場を見学。大きなクレーンが行き来する、広い工場内では、ボーイング社やボンバルディア社などの民間輸送機や、自衛隊用ヘリなどを製造しています。空を飛ぶ飛行機は、少しでも軽くなるようありとあらゆる工夫がなされており、不要な部分を削るというのが飛行機の考え方。間近で見ると、その構造に驚かされます。よく見ると、飛行機の翼や胴体には無数の穴が。これは、リベット(鋲)を打ち込むための穴。リベットとは、飛行機づくりには欠かせない留め具の一種で、飛行機の構造部や板に1つ1つ打ち付けてつなぎ合わせるんです。このリベット打ちの作業は、ものすごい音がするそう。

海上自衛隊のヘリに乗り込み見学♪
海上自衛隊のヘリに乗り込み見学♪

 あの最新鋭機ボーイング787では、こちらの三菱重工が主翼部分を担当。中部国際空港から専用貨物機で米・シアトルへ運ばれて組み立てられるそうです。そして、最近話題となった、低燃費・低騒音で注目の旅客機「MRJ」も製造。これからの航空機産業も、ますます目が離せません。工場の外には、展示されている海上自衛隊のヘリコプターが。子どもたちは交代で乗り込み、嬉しそうに操縦席に座ったりして堪能しました。見学終了後、質疑応答タイムもあり、子どもたちは知識を深めた様子。飛行機やロケットなどは、機密が多いため、普段はなかなか目にすることのできない貴重な体験となりました。

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