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今回の探検は『美濃焼の里ツアー」に潜入』です

陶磁器工場、酒蔵・・・
オトナの社会見学♪

 みなさんこんにちは、『オピ・探検隊』のパンダ隊長です。さあ、どこかへお出かけしたくなる秋も、もうすぐそこ!そんな中、陶産地の“美濃(多治見市、瑞浪市、土岐市)”では「国際陶磁器フェスティバル美濃’11」が、9月16日(金)からいよいよスタート!今回は、国際的な陶磁器コンペティションをはじめ、陶産地ならではの陶器市やコンテスト、体験コーナーなど、バラエティに富んだ魅力的な催しが満載とのこと。地元の方はもちろん、日本国内、そして海外からも多くの来場者を迎え、陶磁器の魅力に迫るという“陶磁器の祭典”です。

自然環境との調和に配慮。眺望も素晴らしい。
自然環境との調和に配慮。眺望も素晴らしい。

 メイン会場は、多治見市にある「セラミックパークMINO」。こちらは、現代陶芸美術館とメッセ施設(オリベスクエア)からなる文化と産業の複合施設で、国際的に著名な建築家・磯崎新氏が設計を手掛けたという、陶芸を身近に感じられるスペース。このたび探検隊は、このセラミックパークMINOを訪れ、フェスティバル開催中の土日祝を中心に実施する、期間限定バスツアーを、事前取材してまいりました!

広い工場内。器がずらり。
広い工場内。器がずらり。

 その名も、“超×2”とっておき!「美濃焼の里」ツアー。「ちょこっとお猪口ツアー」「タイルの里、飲んべえツアー」「私も陶芸作家ツアー」など、ユニークなネーミングの各ツアーが計13回実施されるんです。基本的には事前予約制ですが、もし当日空きがあれば、セラミックパークMINOにて受付可能。探検隊は「大人の社会見学ツアー」に参加することにしてみました。まずは、地元で一番大きな和食器メーカー、創業約60年の大東亜窯業さんへ向かいます。

茶碗が次々に成形されていきます
茶碗が次々に成形されていきます

 陶磁器工場の見学は初めて!ツアーの案内役は、大東亜窯業の校條(めんじょう)さんです。皿、茶碗、鉢など、他社では分業制が多い中、こちらはまとめて生産しており、100円均一モノから百貨店用まで、製造する種類も様々だそうです。ところで、陶器と磁器の違いってご存知ですか?簡単に解説すると、粘り気のある「陶土」を使って茶色く温かみのある風合い(織部など)のあるものが陶器。一方の磁器は、石が細かく砕けた「磁土」で出来ていて、白くなめらか、そして強度もあります。私たちが普段使う茶碗などは磁器です。

失敗作。割るのがちょっと快感だったりして(笑)
失敗作。割るのがちょっと快感だったりして(笑)

 焼き物は、製土→成形→仕上げ→素焼き→下絵付→施釉→本焼成→(上絵付&絵付焼成)→検品・出荷という、長い過程をたどります。ちょうど茶碗を成形するラインを見学させてもらいました。白い型が並べられた上に土を乗せてプレスされ、あっと言う間に美しいお茶碗型が!所要時間は1個につき7秒。ダブルで稼動させれば1個につき3.5秒の計算!このペースで、1日5~6000個ほどできるそう。成形後は、一次、二次乾燥を重ねていくと、白く艶やかに変化。今回は特別に、素焼き窯のあるフロアも見せてもらいましたが、部屋全体が熱く、サウナ状態!

手描きによる絵付作業
手描きによる絵付作業

 乾燥後は、絵付の作業へ。ユニークだったのは、銅板に細かい穴を開け、そこへインクを流し込み、柔らかいシリコン製のパッドに吸い取らせて器に柄を入れていく「パッド印刷」。ムニュッと弾力のあるパッドが、器へペタペタと柄とつけていきます。手描きで線を入れる作業風景も拝見できました。人の手による丁寧かつスピーディな仕事、お見事です。この後、釉薬を施して窯で焼かれます。と、だいぶ端折ってしまいましたが、このようにして、約1600種、1日平均5万ピース、ピーク時には11万ピースも製造されているんです。さらに、ツアー参加者には嬉しいプレゼント付き!何がもらえるかは当日のお楽しみですよ☆

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