情報一覧
きょうの探検は映画村で扮装体験です。

セットの前に立てば
気分はすっかり時代劇スター

 京都の「東映太秦映画村」では、実際に時代劇の撮影が行われているんですが、一般の私たちも“スター”に変身させてくれるシステムがあるんですよ。お姫さまや腰元など約30種類のパターンがある中で、今回は来年の干支(えと)がねずみ、ということで!? ねずみ小僧の扮装(ふんそう)を体験してまいりました。気分は時代劇スターです!! (山崎美穂)

「本格」と「簡易」

東映太秦映画村にある「扮装の館」=京都市右京区で
東映太秦映画村にある「扮装の館」=京都市右京区で

 映画村には、取材でたびたび行って、扮装した人たちの姿は目にしていたんですが、自分が扮装するのは初めて。本格扮装と簡易扮装があって、簡易の方は記念撮影用で、自分の着ている服の上から着物を着るもので、5分で完成。七分身の写真で1800円、全身で2900円とのことです。  私は本格扮装をするため、村内にある「扮装の館」へ。30~40パターンの中から自分の好きな姿を選びます。料金は扮装の種類によって違います。お姫さま、武家内儀、町娘、十二単(ひとえ)などの女性扮装から、新選組隊長、遠山奉行、水戸黄門、弁慶など、“スター”ものもいっぱいです。

 私は「ねずみ小僧」をセレクト。まず浴衣に着替え、メークをしてもらいます。カツラもたくさんある中で自分のサイズに合わせてかぶります。頭巾(ずきん)をかぶると、雰囲気が出るんですよね~。ベテランのメークさんいわく「顔がゴツゴツしていないというか、ぽっちゃりしている方のほうが似合いますね」。20分ほどで“頭”が完成。ま、見られないこともないわね。着付けはアッという間に終了です。さすがにプロの技術、自分じゃないみたいです。

 扮装のまま、1時間の村内散策ができます。扮装してしまうと、意外と恥ずかしくないんですよ。映画村自体が、時代劇の世界からかな。歩いていると、修学旅行の中学生たちが「御用だっ!! 御用だっ!!」と声を掛けてきました。そりゃあ、そうだよな~。

同心に取り押さえられるねずみ小僧。映画村内では、お願いすれば、こんな写真も撮れちゃいます=京都市右京区の東映太秦映画村で
同心に取り押さえられるねずみ小僧。映画村内では、お願いすれば、こんな写真も撮れちゃいます=京都市右京区の東映太秦映画村で

 映画村は、実際に時代劇の撮影に使われるセットでもあるので、本当に“スター”の気分になってくるんですよ。記念撮影などしていると、修学旅行の小学生たちとすれ違いました。無邪気な子どもたちから「あっ泥棒だ~」とののしられてしまいました。人生初めての経験です!! うーん、子どもは素直ね。

 村内には、いろんな扮装をした俳優さんたちが歩いていて、一緒に“撮影ごっこ”を楽しむこともできます。同心の格好をした俳優さんに頼んで、取り押さえられる場面を再現して遊んでいると、観光客の人たちが私たちを撮影し始めました。「あなた、似合うわよ」と50代の女性が声を掛けてくれました。やった~。皆さんも、スターの気分を味わってみてはいかがですか。

今回の取材先
◇東映太秦映画村

京都市右京区太秦東蜂ケ岡町10番地
「扮装の館」の直通電話は075(864)7750。
料金は(1)8500円(町娘、腰元、ねずみ小僧など)(2)1万1000円(お姫さま、水戸黄門など)(3)1万2000円(舞妓、芸者)(4)1万6000円(十二単、おいらん)。