パート1。ピエール・プレシュウズ
タルト フリュイ ルージュの画像 フランス修行で培った技術に、最先端の流行と想像力をプラスして

杁ヶ池に面し、春には目の前に桜並木が広がる絶景のロケーションに佇むパティスリー。ここでは、オーナーパティシエ・寺島シェフが作る美しいケーキがショーケースを彩る。カフェスペースでは、イートイン限定8種類のメニューも加わり、窓の外に広がる景色とともにスイーツを堪能することができる。25歳でパリに渡り、本場の伝統技術を習得したという寺島シェフ。現在でも年に一度、従業員一同でパリへ視察旅行に行き最先端のトレンドを学ぶという熱心さ。その熱意にシェフの天性の創造力が加わり、美しくて驚きを秘めた個性溢れるケーキが生みだされる。

(左)タルト フリュイ ルージュ472円。イチゴ、ラズベリー、ブルーベリーと生クリームをふんだんに使用した季節限定のケーキ。タルト生地の中に隠れた、ピスタチオ生地やリュバーブ(ハーブ)とイチゴのコンフィチュールがアクセントとなり、一口で様々なフレーバーが広がる。

フランス語で“宝石”を意味する店名の通り、寺島シェフが生み出すケーキはまるでジュエリーのような美しさ。その見た目もさることながら、一口食べたときの驚きも特筆すべき特徴だ。フレッシュなフルーツを煮詰めて作るオリジナルのコンフィチュール(ジャム)やソースなど、見た目には分からないケーキの中に隠れたフレーバーがお楽しみだ。また、シェフのこだわりが生む本格志向の素材を使ったケーキは、濃厚なのにどれも後味さわやか。

ガトージャポネとグトゥールの画像 タンタシオンとプレジールの画像
(左)ガトージャポネ630円。ふわふわの柔らかいスポンジの上に、北海道産の純正クリームと季節のフルーツをたっぷりとトッピング。作りたてをイートインで味わうのがおすすめ。 (左)タンタシオン420円。香り豊かなコーヒー風味のホワイトチョコレートムースの中には、香ばしいキャラメルムースに赤オレンジのソースが隠れている。
(右)グトゥール420円。4つのチョコレートの山は40%、50%、60%、70%とカカオの配合分がそれぞれ異なる。スイートなものからビターなものまでチョコレートを様々な味で楽しめる。 (右)プレジール420円。メープル風味のマスカルポーネチーズをキャラメルでコーティング。ドームの中には甘酸っぱいベリーのクリームとソースが入っている。
オリジナルのコンフィチュールは購入可能。旬のとちおとめを使用し、イタリア産ピスタチオを入れたイチゴジャム(840円)、国産の洋ナシとブルボン産バニラで炊き上げた洋ナシジャム(840円)など。

毎年フランスに行き、現地のパティスリーを食べ歩くという寺島シェフ。「東海エリアではまだ使っている店はないはず」という、フランス職人によるチョコレートを独自のルートで仕入れたり、最近は日本でも浸透してきたコンフィチュールを使ったケーキ作りにイチ早く取り組むなど、名古屋にいながら本場・パリの最先端スイーツを味わうことができる。また、今後はフランスだけでなく、アジアの食材や香辛料にも注目しているとか。

ショップデータ
ピエール・プレシュウズの店舗 Pierre Precieuse(ピエール・プレシュウズ) 0561-61-7083
愛知県愛知郡長久手町杁ヶ池1120
10:00~19:00
月曜、第1・3火曜定休日(祝日の場合は営業)
駐車場8台
喫煙不可
寺島直哉シェフプロフィール。20歳でパティシエを志し、愛知や岐阜のケーキ屋で働き始める。25歳の時に渡仏。パリの名門校ル・コルドン・プルーで製菓の基礎を学び、卒業後はパリのパティスリーで修行に励み、帰国後「ピエールプレシューズ」をオープン。8年目を迎える。