プランター菜園&貸し農園でプチ農業 “農”への関心が高まってきたなら、実際にやってみよう! ベランダでできるプランター菜園や貸し農園、体験農園でプチ農業にトライして。
 
準備

「コンクリートのベランダは底冷えして温度調整が難しいため、プランターの下にすのこなどを置き、風通しを良くしてください。水菜やラディッシュなど土に根を張る野菜を作る場合は、20cm以上の深さがあるプランターを選び、市販の野菜用培養土などをプランターの上部2cmくらいの高さまで入れます」(横島さん)

土磨自然農園 横島龍磨さん

【監修】

土磨自然農園
横島龍磨さん

春日井にて無農薬・無除草剤・無化学肥料による自然栽培農園を経営する。ベジタブル&フルーツマイスターの資格を持ち、取引先レストランやカルチャーセンターで野菜や農業に関わる講師としても活躍。
http://www.doma-
vege.com/

 
水菜 MIZUNA

ビタミンやカロテンなどの栄養価が高い秋冬野菜。寒さに比較的強く栽培しやすい。
【種まき】 ~11月  【収穫】 種まきから1~2ヶ月後

1. 種まき

横幅が30cm程度のプランターを用意し、スジまき(定規などで作った溝に種をまく)する。種をなるべく薄くまいて、上から極軽く土をかぶせる。

2. 発芽&間引き

3,4日で発芽するので、双葉が出揃ったら間引きを行う。間引くときには、きれいな双葉を残し3葉、貧葉になっているものから間引いていく。

 
3. 追肥

1回目の間引き後に、土寄せ(作物の根元に土を寄せ、株の倒伏や根の露出を防ぐ)してから、水で薄めた液肥をあげる。

4. 本葉

双葉が開いてから1週間ほどで本葉が3,4枚出てくるので、さらに混み合っている個所を間引く。
※間引き菜も食べられます。

 
5. 収穫

葉の長さが15cmほどになったら株ごと収穫。大株にしたければ、定期的に間引きをしながら、1ヶ月半~2ヶ月ほどで収穫する。

水菜栽培のポイント
  • スジまきをする際は、種をなるべく薄くまくこと。
  • 水やりは朝1回のみで十分。夕方や夜に水をやると凍ってしまうことがあるので避ける。
  • 栽培途中で葉が黄色くなってきたり、勢いが無くなった場合は追肥をする。ただし、与えすぎないように注意。2週間~1ヶ月に1回が目安。
 
ラディッシュ RADISH

消化酵素が多く含まれていて胃腸の働きを整えてくれる。比較的環境を選ばず、収穫までが早い。
【種まき】 ~11月  【収穫】 種まきから20~30日後

1. 種まき

直径30cm、もしくは横幅30cm程度のプランターを用意し、2~3cm間隔で種をまき、薄く土をかぶせる。

2. 本葉

3,4日で種が発芽し、その後数日で本葉が3,4枚出てくる。

 
3. 間引き

本葉が出揃ったら、密植している箇所を間引きする。本葉と本葉の間隔が2,3cm程度開いていればOK。※間引き菜も食べられます。

4. 追肥

1回目の間引き後に、土寄せ(作物の根元に土を寄せ、株の倒伏や、根の露出を防ぐ)してから、水で薄めた液肥をあげる。

 
5. 収穫

根がせり上がり、土が盛り上がってきたら収穫のタイミング。直径3cmほどに成長した根が食べごろ。

ラディッシュ栽培のポイント
  • 水をやりすぎると、赤い根の部分にヒビが入ったり割れてしまうので注意。1日1回、土がしめる程度に。
  • 密植状態のままだと根が大きくなれないので、間引きが必要か、しっかりチェックする。