ピルの最大の利点は確実に避妊ができるということです。ピルには「排卵を抑制する」、「受精卵が子宮内膜に着床するのをブロックする」、「精子を子宮の入り口でブロックする」という3つの作用があり、毎日同じ時間に忘れずに飲めば、限りなく100%に近い避妊効果が期待できます。
「太るのではないか」「将来の妊娠に影響はないか」など、副作用を心配される方がいますが、現在一般的に使われている「低容量ピル」では、副作用の心配はほぼありません。ただし、長期摂取すると血栓症(血管内で血液が凝固する病気)の発生率を上げる可能性がありますので、避妊の必要がなくなった場合は、服用を止めることをおすすめします。
また、ピルを服用すると、ホルモンの分泌を一定に保つことができるため、月経不順や月経痛の改善、月経前症候群(PMS)の緩和、にきびの改善、子宮内膜症の治療効果など、副効果も多く語られています。
そして、何よりも「望まない妊娠」の不安から解消されるでしょう。中絶手術が女性のカラダに与える負担が大きいことは明からです。女性が自分の意思で避妊できるピルを服用することは、前向きな選択肢のひとつと言えます。
ただし、ピルは毎日飲んでいても、飲む時間にバラつきなどが生じた場合、避妊効果は100%とは言えません。また、HIV(エイズ)やその他の性行為感染症(STD)を予防する効果もありませんので、コンドームを併用することをおすすめします。 ピルは保険がきかない自費診療となり、約2000円(1ヶ月)です。服用に当たっては、婦人科や産婦人科の医師の診察が必要です。
|