ペット大好き!情報
ジャック(左上)、(同下から右へ)ブラッキー、ウィーク、ブラウニーの4匹に囲まれて笑顔を見せる渡部絵美さん=東京都内で
ジャック(左上)、(同下から右へ)ブラッキー、ウィーク、ブラウニーの4匹に囲まれて笑顔を見せる渡部絵美さん=東京都内で
プロフィール

 わたなべ・えみ 1959年東京生まれ。専修大卒。79年世界選手権3位。80年レークプラシッド冬季五輪6位入賞。72年から全日本選手権8連覇。エミ・エンタープライズ所属。全国各地での教室開催などを通してスケートの楽しさを伝えている。

渡部絵美さんとブラウニーら 犬(メス 17歳、15歳 オス 4歳、2歳)

子犬が仲間入り
活気ある生活に

 輝くような「絵美スマイル」で1970年代のお茶の間を魅了した元フィギュアスケート選手の渡部絵美さん。現在は、4匹の愛犬と幸せな毎日を送っている。共にミニチュアダックスフントのメスのブラウニーとブラッキー、ミックスのオスのウィーク、プードルのオスのジャックだ。

 「動物は大好きですが、現役の時はペットを飼うことがかないませんでした。選手生活を終え、生活の基盤が日本になってから、やっと犬を飼えるようになったのです」

 ポメラニアン、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ドーベルマンなど、さまざまな種類の犬を飼ってきた。

 「4年前、最年長のブラウニーが13歳の時、がんを患いました。いろいろな治療を試みましたが、いまひとつ活気が感じられず、若い犬が来れば元気を取り戻すかなと考えるようになりました・・・」

 折よく、ミニチュアダックスフントとポメラニアンのミックスのウィークに出会った。両犬種の良いところを併せ持った外見、明るく元気な性格に一目ぼれした。

 「最初、高齢犬たちとうまくやっていけるか、ちょっと不安でしたが、この子犬の登場で、ブラウニーやブラッキーは若さを取り戻し、元気になりました。やっぱり子犬のあふれる生命力はすごいと思いましたよ」

 そして2年前、友人宅で生まれたジャックが仲間入り。4匹一緒の生活が始まった。渡部さんとしてはうれしかったのだが、ウィークにはライバル登場。ジャックも甘えん坊で、絵美ママを独り占めしたがっている。

 「夜には、両脇に1匹ずつ分けて一緒に寝ないと焼きもちを焼いて大変なことに。食事どきには、すさまじいうなり合いをすることもあります」

 1日1回、午後4時に愛犬たちには餌を与える。ゆっくり食べる高齢の2匹は隔離。ジャックもケージに入れる。やんちゃなウィークはわざと自分の餌を残しておき、餌を食べ終わりケージから出たジャックが近寄って来ると威嚇して遊ぶ。まるで兄弟げんかを楽しんでいるように余裕を見せるウィークだが、ジャックは本気で悔しがる。

 「ジャックはすごく頭がいいのですが、以前、私が車で外出した時、私の車を追いかけて走ってきたことがあります。国道まで走ってきたので、交通事故が心配で私が家に戻ったら、ジャックも家に引き返し、無事保護できて一安心しました」

 日々ハラハラさせながらも楽しいドラマを見せる愛犬たち。それは渡部さんの笑顔の源ともいえるだろう。

 (文・宮西ナオ子、写真・岩本旭人)