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愛可さんとバロン(左)。1歳年上のチワワのディジーとも仲良し=東京都内で
愛可さんとバロン(左)。1歳年上のチワワのディジーとも仲良し=東京都内で
プロフィール

 あいか 東京都生まれ。1993年、雑誌「プチセブン」専属モデルとしてデビュー。現在は「GLOW(グロー)」などのファッション誌を中心に活躍。着物、料理、盆栽など多趣味な日常を紹介するインスタグラム(aikickで検索)も好評。

愛可さんとバロン、ディジー ★バーニーズマウンテンドッグ、チワワ(オス 10歳、メス 11歳)

遊びも破壊力も
対照的な大親友

 モデルの愛可さんの愛犬「バロン」は、スイス原産のバーニーズマウンテンドッグ。サマーカットにしたつややかな毛並みと引き締まった体は存在感たっぷり。

 撮影では11歳になるチワワの「ディジー」も一緒。大きさも対照的な2匹だが、仲良しなのだ。

 「うちは動物好きで、バロン、ディジーのほかに、知人から引き取ったトイプードルのチャンプと、猫が3匹います。みな母にべったりで、母が部屋を移動するたび、ぞろぞろついていきます」

 ペットたちの中でも、愛可さんが心血を注いで育ててきたのが、初めての大型犬バロンだという。

 「前からバーニーズに興味があったんですが、たまたま仕事で大阪を訪れたとき、繁華街のペット店で子犬のバロンを見つけたんです」

 夜間に大音量にさらされ、決していい環境とはいえない店。しかもまだ生後35日と、母犬と 離すには早すぎる日齢で売られていた。

 「いたたまれずにその場で購入し、新幹線で連れ帰りました」

 幼い子犬だったが、やがて愛可さんと同じくらいの体重まで成長するバロン。躾(しつけ)に奮闘する日々が始まった。

 「小型犬のディジーたちとはいたずらの破壊力が違うんです。家中がボロボロ。母犬やきょうだいと早くに引き離されたせいか、遊びのかみ加減も知らないし、他の犬にもほえかかる。ディジーのおもちゃなどをのみ込んで、おなかを切って取り出すこと3回。プロのトレーナーさんはもちろん、私も丸一日、散歩や躾に費やすことがありました」

 健康面でも食物アレルギーがあり、すぐおなかをこわす。愛可さんは犬の手作り食を勉強し、特製のおじやを作って与えている。

 「いろいろ大変でしたが、バロンは私が育ててきた子どものような存在であり、言葉がなくても心を通じ合える大親友です。日本犬のように忠実で愛情深く、私が落ち込んでいるときは、そっとそばにきて一生懸命なめてくれます。よだれでベタベタになってしまいますが…。夜もバロンは3匹の猫と一緒に、私の横についていてくれます」

 バロンももう10歳で、大型犬としては高齢。体のあちこちに腫瘍ができ、性格も頑固になってきた。

 「スイスではバーニーズの一生について、最初の3年は若い犬、次の3年は良犬、次の3年は老犬、それから先は神様からの贈り物、と言うそうです。できればもう少し、神様からいただいた時間を大切に過ごしていきたいですね」

(文・宮晶子、写真・高嶋ちぐさ)