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「かわいくてたまりません」と愛犬の雫を優しくなでる青柳愛さん=東京都内で
「かわいくてたまりません」と愛犬の雫を優しくなでる青柳愛さん=東京都内で
プロフィール

 あおやぎ・あい 東京都出身。フリーアナウンサー。BSフジ『プロバスケ!bjリーグtv』などに出演。リポート、ナレーション、イベント司会など多彩に活動している。今月、5人の名将とその教え子たちが語る高校サッカーの神髄『監督たちの高校サッカー』(共著)が出版された。

青柳愛さんと雫 シバイヌ(メス 2歳)

笑顔を振りまく
一家のアイドル

 2年半前、大切な祖父が亡くなり、青柳愛さんの家庭が急に寂しくなった時、出会ったのが雫(しずく)。マメシバと間違われるくらい、小ぶりで美しいシバイヌだった。

 「一般的にシバイヌは、飼い主には従順でも、他の人間には懐きません。特にメスは用心深く、番犬タイプともいわれます。ところが雫は誰に対してもフレンドリー。性格的にはゴールデンレトリバーのようで、周囲の友人たちからは、『奇跡のシバイヌ』と呼ばれるほど愛想がいいんですよ」

 青柳さんの言葉通り、雫は誰に対しても愛想がよく、甘えて尻尾をフリフリ。散歩中、他の犬がほえてきても、お構いなし。出会う人には遊ぼう、遊ぼうと満面の笑みを浮かべたような顔をして前足を差し出す。青柳さんはそんな雫が、かわいくてたまらない。

 「私の仕事は不規則で多忙になりがち。ずっと犬を飼いたいと思っていたけれど、無理と諦めていました。それに以前飼っていた愛犬が亡くなった時の悲しさを思い出すと、なかなか次の犬を飼う勇気が湧かなかった」

 それなのに・・・。雫に出会った青柳さんは、同居している両親に叱られるのを覚悟の上で、家に連れ帰った。しかも両親の旅行中に。

 「帰宅した両親から、最初は怒られましたが、次の瞬間、雫は一家のアイドルになっていましたよ(笑)」

 宮崎駿さんの作品が大好きで、宮崎さんのアニメ映画「耳をすませば」のヒロイン月島雫の名前から名付けたという。雫との日々は、青柳さんにとって、掛け替えのない自己発見の旅となって紡がれていく。

 「両親と私、そして雫という家族構成の中で、常に雫が潤滑油になってくれます。家庭環境が以前にも増して良くなったように思いますね。雫を通して私も自分らしく生きることができるようになりました。能動的になり、それが性格にも影響して、仕事も順調になりました」

 屈託のない明るさで、真っすぐ素直に生きる雫と共にいると、青柳さんも、自分の持つ素直さや明るさが引き出され、可能性が大きく膨らんでいくように感じるという。

 「雫と出会ってから、楽しいときはより楽しく感じられるように。一方で辛(つら)いとき、辛さが半分になるのもありがたいですね」

 同時に雫は、青柳さんの精神状態を映し出してくれる鏡のような存在だとも。

 「私が幸せだと雫も幸せそう。私が落ち込んでいると雫も元気がなくて寂しそう。私は常に雫が幸せでいてほしい。そのためには、まず私が幸せでニコニコしていたい」

 散歩を楽しむ青柳さんと雫には、“幸せオーラ”があふれていた。

 (文・宮西ナオ子、写真・圷真一)