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竹内愛希さんのエネルギーを充電してくれる愛猫のムク=東京都内で
竹内愛希さんのエネルギーを充電してくれる愛猫のムク=東京都内で
プロフィール

 たけうち・あいき 東京都出身。NHK奈良放送局アナウンサーを経て、フリーに。現在はラジオなどで活躍している。漢字検定2級、ニュース時事能力検定2級、神社検定3級。特技は競技チアリーディング。

竹内愛希さんとムク アメリカンショートヘア(オス 2歳)

やんちゃで律義
早朝でも見送り

 ため息が出そうなくらい美しいシルバータビー(銀のぶち)の毛並みを持ち、大きな瞳で堂々と周囲を見回すのはアメリカンショートヘアのムク。奈良県出身。ムクドリが多い地域で生まれたのが名前の由来だ。

 「奈良県でアナウンサーの仕事をしていた時に、ムクと出会いました」

 もともと猫好きな家庭で育ったキャスターの竹内愛希さん。子どもの時からシャム猫やアメリカンショートヘアといった猫たちと共に暮らしてきた。猫のいない生活などは到底考えられず、仕事で転居した奈良県は初めての一人暮らしということもあり、寂しさと仕事のスランプで、激しく落ち込んでいたことがあったという。

 そんな時に、ブリーダーをしている友達の所で、アメリカンショートヘアの赤ちゃんが生まれた。

 「まだ3カ月の時でした。毛糸玉みたいに、むくむくしているきょうだいがいましたが、この子だけが私の所に寄ってきて、『連れて帰って』と目で訴えました」

 こうしてムクは竹内さんの家に。「当時は少し広めの家に住んでいたので、ムク用の部屋も用意しました。トイレにもお風呂にもついてきて、一人暮らしの寂しさなどを十分に癒やしてくれました」

 ムクと暮らすことで元気を回復した竹内さん。しばらくしてフリーになり、東京の実家に戻ることに。ムク同伴の帰京を猫好きの両親が大歓迎したのは言うまでもない。

 「両親はムクを溺愛して、父はおもちゃやお刺し身を買ってきます。その残りを人間が食べている(笑)。ムクもそんな待遇に慣れて、今では王様のように振る舞っています。最近では、私の所にあまり来ないし・・・」

 「この子は犬のようなところがあって、呼べば来ますし、お手をしてから餌を食べます。それに今の仕事が早朝番組なので、午前4時には家を出ますが、必ず玄関まで来て、見送ってくれます。冬場は、家を出る前にムクを抱いて、十分に温まってから外出できるのでうれしい(笑)」

 カイロ代わりにも活躍。ムクの静かで温かく、王族のような視線に見守られて家を出ると、エネルギーも充電され、仕事も一層充実する。

 「困ることは、きかん坊なところ。今でもたまにかみ癖が出ます。子どもの時から私が親猫代わりに、悪さをしたら、がぶりと鼻先にかみついて教育してきたのですが・・・。それと昆虫を捕まえては、ばりばり食べてたまに体調を崩しています(笑)」

 野性味あふれる王様は、幸せな人生を謳歌(おうか)しているようだ。

 (文・宮西ナオ子、写真・高嶋ちぐさ)