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宇佐美菜穂さんとともに走り続ける愛犬のさくら=神奈川県内で=東京都内で
宇佐美菜穂さんとともに走り続ける愛犬のさくら=神奈川県内で
プロフィール

 うさみ・なほ 静岡県出身。1988年生まれ。毎週日曜日ラジオ番組、文化放送「スポーツ・ディスカバリー・フロム・東京スカイツリー・タウン・スタジオ」で、同局初のランニングレポーターの一人としてレギュラー出演中。

宇佐美菜穂さんとさくら 甲斐犬と柴犬のミックス(メス 15歳)

伴走で深めた絆
気持ち通じる友

 タレントとして活躍する一方、マラソンランナーとしても脚光を浴びている宇佐美菜穂さん。彼女を中学生の時から応援してきたのが、甲斐(かい)犬と柴(しば)犬とのミックス、さくらだ。既に15歳だが、足腰もしっかりとし、つやつやとした美しい毛並みで、実年齢より若く見える。

 「中学1年の時、家族でペットショップに行ったら、かわいい子犬がいました。兄弟姉妹の中から、一番懐いてきたのがこの子でした」

 生後数カ月しか経過しておらず、両方の手のひらに、すっぽりと収まってしまうくらい小さかった。真っ黒な顔のおでこには、桜の花のように見える白い毛が生えており、季節も4月だったので「さくら」と命名。ちなみにおでこの桜模様は、今では白髪で、消えてしまった。

 「性格は、柴犬に近いかな? とても人懐こくて、穏やか。すぐに家族の中に溶け込んでしまいました」

 あっという間に立派な中型犬に成長した。しなやかな体でよく走り回った。

 中学から陸上部だった宇佐美さん。慶応大時代は競走部に所属し、ハードルと走り高跳びが得意。7種競技で、関東学生陸上競技対校選手権(関東インカレ)7位、全国で11位と記録を伸ばした。

 トレーニングの一環として、さくらとも一緒に走った。若き日のさくらは健脚で疲れ知らず。宇佐美さんを応援するかのように、常に共にあり、伴走し、励ました。

 「さくらはとても気がつく子です。私が元気なときは、べたべたと甘えてくるのに、悩みを抱えているときなどは、そばに来て、ずっと寄り添っていてくれます」

 中学の時から一緒に育ってきたから、まるで姉妹のように、宇佐美さんの感情を読み取り、癒やしてくれる。

 「仕事のことや、さまざまな相談事をさくらに話します。一番仲良しの友達に話すみたいに・・・。高校生の時、米国のテキサスに1年間留学していたことがあります。その時は、さくらに会いたくてたまらなかった。さくらシックになりましたね(笑)」

 ホームステイ先には、ペットがいたので、帰国後、その臭いを嗅いださくらは、怒って宇佐美さん をなかなか許してくれなかったこともある。

 大学卒業後は、航空機の客室乗務員として就職した宇佐美さんだが・・・。

 「当時は、運動を一時、やめていました。そうしたら太ってしまって(笑)。マラソンを始めたのです。今では毎日必ず5~6キロは走っていますよ」

 11月15日には、第1回さいたま国際マラソンで走る予定だ。さくらとともに鍛えた健脚と体力で、自己新記録を出してほしい。

 (文・宮西ナオ子、写真・高嶋ちぐさ)