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「私に元気がないと、モネは慰めに来てくれます」と中川倫子さん=東京都内で
「私に元気がないと、モネは慰めに来てくれます」と中川倫子さん=東京都内で
プロフィール

 なかがわ・りんこ 1981年生まれ。東京都出身。立教大大学院在学中で、専攻は異文化コミュニケーション。英語力を生かしNHK「ニュースで英会話」に出演、日本テレビ系「news every.」のリポーターなどを務める。

中川倫子さんとモネ トイプードル(メス 6歳)

元気娘は3代目
家族思い脈々と

 テレビ番組のキャスターやリポーターとして活躍中の中川倫子さん。子どものころからトイプードルと暮らし、今の「モネ」で3代目になる。

 初代の「ロン」は20歳まで生きた。2匹目の「ショコラ」は18歳で今も健在。代々長寿なのも素晴らしい。

 犬を飼うきっかけは、中川さんが小学生のとき。1歳年下の弟とともに、両親に「飼って」と頼みこんだ。

 「というのも、当時住んでいた家の近くに、プードルのブリーダーさんがいて、たくさんのプードルを飼育していました。犬たちが庭で遊ぶ様子をいつも弟とフェンスの外から眺めて、いいなあーと思っていたんです」

 やがてそのブリーダーから、ロンを迎えることに。ブリーダーの父が獣医師でもあり、ロンの健康面をよく診てくれた。2匹目の「ショコラ」もそのブリーダーから。

 「ロンはオスで威厳がある犬でした。でもショコラはメスのせいかとてもおとなしく、同じトイプーでもこんなに違うのかとびっくりしました。来たばかりのショコラはほんとに小さくて、父がソファで寝っ転がっている時、その背中にいつもちょこんと寄りかかっていましたね」

 その後、父が亡くなり、中川さんや弟も留学などでしばらく実家を離れた。母は寂しさもあり、3匹目の「モネ」を迎えた。

 「モネはとにかく元気で、家を明るくしてくれました。高齢のロンをドギーカー(犬用カート)に乗せ、ショコラとモネにその隣を歩かせて、3匹一緒に散歩しました」

 やがて20歳になったロンに最期が訪れた。

 「ある冬の寒い日でした。家族全員が家に集まり、こたつを囲んでいたら、ロンがよろよろと歩いてきて、みんなの前でパタンと倒れ、息を引き取りました。これほど見事な最期はないと、家族全員感動しました」

 ショコラも18歳となり1日の大半を寝て過ごしているが、特に病気はなく健康体だ。モネは上の2匹と年が離れていたせいか、いつまでも子犬のよう。おもちゃが大好きで、しっぽを引っ張ると電動でガタガタ動く縫いぐるみを、自分で操作して遊ぶ。

 「モネはいつも母にべったりで、私のことは遊び係くらいにしか思っていません。でも数年前、私が落ち込んで実家に戻ってきた時は、私を慰めるように、1カ月ほど毎晩添い寝してくれました。犬は何でこんなに人の気持ちが分かるんだろうと、今でも不思議です」

 モネも長生きして家族の心に寄り添ってくれるだろう。

 (文・宮西ナオ子、写真・高嶋ちぐさ)