ペット大好き!情報
テディベアカットがよく似合うルルー。「ルルーと私、顔がよく似ていると言われます」と白羽ゆりさん=東京都内で
テディベアカットがよく似合うルルー。「ルルーと私、顔がよく似ていると言われます」と白羽ゆりさん=東京都内で
プロフィール

 しらはね・ゆり 1978年生まれ。福島県出身。宝塚歌劇団で星組・雪組娘役トップを務める。2009年退団後、舞台、ドラマなどで幅広く活躍。現在、ドラマ「ど根性ガエル」によし子先生役で出演中。「あったかふくしま観光交流大使」も務めている。

白羽ゆりさんとルルー

できるまで練習
宝塚流ど根性犬

 宝塚歌劇団「ベルサイユのばら」でマリー・アントワネットを演じた白羽ゆりさん。愛犬の名も、池田理代子さん原作の“ベルばら”の外伝に登場する女の子「ル・ルー」からもらった。二人は相性抜群のベルばらコンビなのだ。

 「ルルーと名付けてくれたのは、当時お世話になっていた舞台のメークさんです。元気で明るい子犬なので、ル・ルーの雰囲気が合っているんじゃない?と」

 ル・ルーとは、ベルばらの主人公の一人で男装の麗人、オスカルのめいにあたり、外伝で活躍する、おちゃめなキャラクター。愛らしい子犬にはぴったりの名前といえそう。

 ルルーとの出会いは、宝塚の忙しい舞台のさなかだった。休憩時間、ふと気分転換に外に出たくなり、近くのペット店に入った。そこにいたのが子犬のルルーだった。

 「他の子犬たちがワンワンはしゃいでいる中で、おとなしくしていました。ふんわりしたクリーム色で、抱っこするとすーっと癒やされたんです。この子なら性格も落ち着いているし、一人暮らしの私でも大丈夫ではないかと」

 ペット選びは慎重にと考えていた白羽さんだったが、出会いは常に突然やってくるものらしい。友人たちにも「なんたる衝動買い!」と言われてしまった。

 「でも、連れて帰ったその日から、飼ってよかったと実感しました。ハードな舞台の疲れを癒やしてくれる存在になってくれたんです」

 白羽さんが見込んだ通り、ルルーは優しくて頭もよく、トイレのしつけもすぐできた。そして、意外に根性があるところも飼い主に似ているようだ。

 「例えば、ソファに上れるようになるまでのジャンプの練習がすごかったんです。助走距離を延ばしてみたり、大きく回りこんで勢いをつけたりと何十回もいろいろな方法でトライして。それを見ていた友人が、こんなに一生懸命練習するなんて、さすが宝塚の犬ねと」

 翌年、白羽さんは宝塚を退団。幅広い世界で女優活動を始めた。ルルーも白羽さんの仕事先などへお供する機会も増えた。社交的なルルーは、どこに行っても人気者だ。

 「ルルーのお気に入りのキャリーバッグがあって、これを出せば、自分も行けるんだと大喜びです」

 仕事で帰れないときは姉の家で預かってくれるので安心だが、日頃の留守番を埋め合わせするため、休みの日はなるべくルルーと一緒にいるようにしている。

 「最近は、一緒にカフェに行き、ルルーの隣でゆっくり台本を読みながら過ごすのが幸せな時間です」

 (文・宮晶子、写真・安江実)