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初外出で震える愛犬ミルクをいとおしそうに抱きしめる曽根由希江さん=東京都内で
初外出で震える愛犬ミルクをいとおしそうに抱きしめる曽根由希江さん=東京都内で
プロフィール

 そね・ゆきえ 東京都出身。明るく軽快なトークが評価され、テレビリポーターやラジオパーソナリティーとしても活躍中。3月5日、民放ニュース番組のウェザーテーマに採用されたニューシングル「瞳にキスを」を発売。

曽根由希江さんとミルク トイプードル(オス 4カ月)

巡り合えて幸せ
家族中が笑顔に

 生後4カ月。3回目のワクチン接種がやっと終了し、初外出を許されたトイプードルのミルク。初めて目にする景色にブルブル震えている。ミルクをしっかり抱き締めているのがシンガー・ソングライター曽根由希江さんだ。

 ミルクはボーイッシュな洋服を着て曽根さんの胸に顔をうずめ、まるで人間の赤ちゃんのように見える。

 「5カ月前、以前飼っていたトイプードルのプリンが16歳で亡くなったのです。家族全員でかわいがっていたので、一同がペットロスになり、沈み込んでいました。私も悲しくてつらくて、もうプリン以外の犬は飼わないって心に誓っていたのです」

 でもあるとき、遠方のショッピングモールに行き、何の気なしにペットショップに立ち寄ってみた。

 「プリンに似ている子がいるなと思って見ていたら、店員さんが『抱いてみれば?』というので・・・」

 ミルクを胸に抱き締めた瞬間、聴きなれたメロディーが曽根さんを包んだ。

 「あれ、何だか聴いたことがあると思ったら・・・」

 何とそれは、曽根さんの新曲、「瞳にキスを」だったのだ。

 「本当に驚きました。しかもこの曲は、すてきな出会いによって強く生きる女性を目指して書いたのです」

 曽根さんは運命的な出会いを感じたという。プリンが亡くなってほどなくして生まれたミルク。もしかしたら生まれ変わりかもしれない。そんなことまで考えて、ミルクを迎えることにした。

 「当時のミルクは生後40日ほどでしたから、ワクチン接種の関係で、その日は家に連れて帰れませんでした。後日、またショッピングモールまで赴き、ミルクを迎えたのですが、その日から家の雰囲気が一変しました」

 プリンがいなくなった後、家族全員がふさぎ込み、口数も少なく、互いに心の余裕が持てなくなっていた。でもミルクを迎えてからは、みんなが夢中。その愛らしさに笑顔があふれ、ミルクを中心にした会話で盛り上がった。

 「家族の幸せの花が開き、喜びが増えていくと同時に、私の心もどんどん前向きになりました」

 仕事が終わればどんなに疲れていても、「ミルクに会いたい」と、帰途に就く足取りも軽くなる。疲れも忘れてしまう。

 「プリンを飼いはじめた16年前の私は、まだ子どもでした。今、28歳にして、巡り合うことのできたミルクに対しては母性的な気持ちでいっぱいです」(文・宮西ナオ子、写真・圷真一)