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辻秀一さんの腕に抱かれてはしゃぐ、甘えん坊のハッピー=東京都渋谷区で
辻秀一さんの腕に抱かれてはしゃぐ、甘えん坊のハッピー=東京都渋谷区で
プロフィール

つじ・しゅういち 東京都生まれ。慶応義塾大学病院内科、同大スポーツ医学研究センターを経て独立。プロバスケットボールチーム「東京エクセレンス」を設立し、代表兼GMとして活躍中。

辻秀一さんとハッピー トイプードル(メス 8歳)

いつも楽しそう
家族に幸せ運ぶ

 スポーツドクターとして多忙な日々を送っている辻秀一さんのペットは、トイプードルのハッピー。撮影のため東京都渋谷区のオフィスに行くと、すでに到着していたハッピーは、室内を元気に走り回り、軽快にジャンプしていた。

 「いつもは家内が世話をしているので、実は、私にはあまり慣れていないんです・・・」

 そんなふうに控えめに言う辻さんだが、ハッピーを見つめる瞳は愛情たっぷり。ハッピーも、はあはあと息を弾ませながら、ぴょんぴょんと辻さんに跳びかかり、楽しそう。大好きなお父さんに甘える娘のようだ。

 「家族の中で男は私だけですし、体も大きい。だから私のことは、ちょっと怖い存在だなあと思って、一目おいているようですね。ハッピー自身が大好きなのが家内。彼女もハッピーを本当にかわいがっています。さらにハッピーのことが一番好きで、大の仲良しなのが長女。ハッピーからすれば、自分と同格だと思っているのが、次女になるのかな?」

 ハッピーが辻家にやって来たのは8年前のこと。

 「上の娘が中学生になったときだったかな。次女が小学校4年生で、もう少し甘えたい年代。そんなときに家内が仕事を始めることになりました。そこで子どもたち、特に下の子が寂しくなるかもしれないということで、次女の誕生日にハッピーを迎えたんです。よい友達になってほしいという願いをこめて・・・」

 こうして辻家に「三女」としてやって来たハッピーは、一家のアイドルとして愛されて、すくすくと育った。同時に、ハッピーを迎えた家族の暮らしにも変化が生じた。

 この8年の間に、妻が始めた仕事は軌道に乗り、2人の娘もそれぞれの思いをかなえて海外に留学。辻さんの仕事もどんどん発展し、多くの書籍を出版し、年間200回を超える講演活動やセミナーで引っ張りだこに・・・。さらに念願のプロバスケットボールチームを持つに至った。

 「中学、高校時代からバスケットが大好きだったので、実際にプロチームを持てるなんて、本当に幸せです」

 辻さんは専門のメンタルトレーニングの中で、アスリートが本番で最高のパフォーマンスを発揮するための「心のつくり方」をアドバイスしている。それは、自分で自分をご機嫌にする方法。「確かに、いつも楽しそうにしているハッピーを見ていると、人間の心もそういう状態になれるのかもしれませんね」と辻さん。

 辻家の人々が、それぞれ大きな夢をかなえられた背景には、ハッピーの存在が大きく関わっているようだ。ハッピー効果は絶大だった。

 (文・宮西ナオ子、写真・北村彰)