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ペットトラブル ADRで解決を

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 身近なペットトラブルを対話で解決-。東京都行政書士会では、犬のかみつきや鳴き声、猫の餌やりなどペットをめぐるトラブルを、裁判ではなく、調停人の仲介で解決するADR(裁判外紛争解決手続き)の利用を呼び掛けている。

 今月、東京都内の行政書士ADRセンター東京で公開講座が開かれ、猫の餌やりをめぐる住民同士のトラブルについて模擬調停が行われた。餌をやる人と苦情主が同席し、調停人に選任された行政書士が間に入って話し合いを進める。双方の言い分を十分聞き、問題となる行動の背景や理由を引き出し、解決策を探った。同センターが提案する「対話促進型調停」だ。

 公開講座を企画した行政書士の伊藤浩さんは、「裁判だと勝ち負けがついてしまうが、ペット問題は話し合いで自主的に解決策を引き出せる場合もあり、ご近所トラブルには有効な場合も多い」と話す。実際に解決されるケースも増えているという。

 同センターを利用する場合、費用は申込手数料と第1回の期日手数料各3600円の計7200円と、裁判に比べて低額。現在、東京都のほか、愛知、新潟、兵庫各県の行政書士ADRセンターがペットに関する紛争を扱っている。

 伊藤さんが代表を務める動物法務協議会でも地域にかかわらず相談を受け付けている=(電)03(3835)1642。

 (2013年11月30日)