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犬の眼科疾患 パグなど短頭種で目立つ

 愛犬の結膜炎にご注意を-。アニコム損害保険は「犬の眼科疾患に関する調査」(同社ペット保険加入の犬約29万匹の保険金請求データから算出)を行った。

 それによると、圧倒的に多かったのは「結膜炎」で1万425件。以下、「角膜炎」「角膜潰瘍」「白内障」がいずれも2千件台で続いた。

 結膜炎は、まぶたの裏側にある結膜が炎症を起こす疾患。主に細菌やウイルスによる感染、外傷や異物、まつげやまぶたの反転による刺激などで起こる。「目が赤い」「涙や目やにが多い」などの症状に気づいたら、早めの受診が必要だ。

 犬の年齢別の眼科疾患の発症率では、0歳が5.2%に対し、1歳になると3.6%と低下傾向を示した。抵抗力の弱い子犬ほど感染症の疾患が起こりやすく、また先天性の目の異常が発覚するためとみられる。ただし、その後は4歳(人間の30代にあたる)から徐々に上昇し、10歳で8.1%と12匹に1匹の割合で眼科疾患にかかっていることが分かった。特に「白内障」は、人間と同様に加齢とともに発症率が高くなる傾向が顕著だった。

 犬種別の発生率では、シーズーが28.3%でトップ、パグが22%で2位。さらにキャバリア・キングチャールズ・スパニエル、フレンチブルドッグも19%台で続くなど、短頭種が上位を占めた。クリッとした愛らしい目が特徴だが、物理的に目が傷つきやすいため、周囲の毛が目に入らないようにするなど、日ごろから目のケアを心がけたい。

(2013年10月12日)