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「僕、しあわせ・・・」。jyA-Meさんの腕に抱かれてご機嫌のクル=東京都内で
「僕、しあわせ・・・」。jyA-Meさんの腕に抱かれてご機嫌のクル=東京都内で
プロフィール

ヤミー 圧倒的なダンスパフォーマンスで知られ、自ら作詞作曲して歌う、本格派アーティスト。2011年にメジャーデビュー。今年8月、吉田栄作さんや中西圭三さんなど豪華ボーカリストを迎え、邦楽史上初のデュエット曲限定のカバーアルバム「With.Me-Duet Cover-」をリリース、話題に。

jyA-Meさんとクル ロングコートチワワ(オス 4歳)

ご主人にピタリ
近づく男性威嚇

 2キロに満たない体で、子鹿のように軽快にジャンプ。くるくる回ってダンス!そんな愛くるしいロングコートチワワの飼い主は、ダンサーで歌手のjyA-Me(ヤミー)さん。

 4歳のときからダンスを始め、ダンサーとして活躍した後、渡米して研さんを積み、帰国後はボーカリストとしても活躍している。愛犬の名はクル。「もうかわいくて、かわいくて、赤ちゃんみたい(笑)」

 頬ずりをしながら、まるで人間の赤ちゃんのように抱きあげると、クルもうるうるとした愛情たっぷりの瞳でご主人を見つめ、なにやら親密に語りかけている。犬とは思えないコミュニケーションの達人で、自分の正体が犬であることをすっかり忘れているという。

 「ドッグランに連れて行っても、他の犬を見て、『この変な生き物何?』って感じ。犬見知りなんです」

 犬であることを認識させるために、時にはクルを抱いて鏡の前に立ち、「ほら。あなたは犬なのよ。よく見てね」と言って顔や体を鏡に映して見せる。だが、現実逃避か、クルはすぐに目をそらすという。

 「クルは、人間の言葉もちゃんと分かっているみたいなんです」

 4年前にペットショップで出会ったときから、クルは特別な存在だった。

 手のひらにのるくらい小さいクルは、盛んに「一緒におうちに連れて帰って」とくるくる回ってアピール。何度か回転し、目と目が合ったとき「家に来る?」と聞いたら、耳をぴくんと動かし、顔を輝かせたという。だから名前は「クル」となった。

 クルのかわいさには勝てずについつい甘やかしてしまう。今では「僕が主役」の甘えんぼ王子様。家に近づく男性たちを威嚇し、番犬活動に専念する。ご主人にはめろめろで、いつも大きな瞳で見つめ、定位置である膝の上を占領し、体の一部を常につけて安心している。

 「人々の癒やしになりたい」という思いを胸に創作活動に励んでいるが、作詞・作曲は孤独な作業。何かを生み出すときの苦しみに向き合っているとき、「隣にクルがいてくれるのは最高に幸せ」で、深い癒やしを与えてくれるという。

 「前回のアルバム『Follow.Me(フォローミー)』では、『オンリーワン』という曲を制作しました。ラブソングで、いとしい彼に歌っているように聞こえる歌詞ですが、実はクルのことを歌っているんですよ」 

 だから、オンリーワンのワンは、「one」ではなくて「wan」なのだそうだ。歌にまで歌われるなんて、なんてワンダフルな犬なのだろう。 

 (文・宮西ナオ子、写真・高嶋ちぐさ)