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譲渡数3000匹超える 猫シェルター軌道に

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 全国初の猫カフェ型開放シェルターを東京で運営するNPO法人「東京キャットガーディアン」(山本葉子代表)が、設立から5年余で猫の譲渡数3000匹を超えた。ユニークな都市型シェルターとして、動物の命を救う活動が軌道に乗ってきたようだ。

 殺処分ゼロを目指して自治体と連携、保護犬猫の譲渡を進める民間シェルターは最近、各地に誕生している。しかし、同法人の施設は都心にあり、猫に特化している点が特徴。JR山手線大塚駅から徒歩数分のビル5階に、約100匹の保護猫がいる。来場者は、猫たちとその場で遊べる。

 「飼いたい人も飼えない人も、気軽に来て、猫のことを知ってほしい」と代表の山本さん。大塚に続き都内では西国分寺シェルター(府中市)も開設した。

 「譲渡猫の不妊去勢費など3~4万円を引き取り手に負担してもらっている。猫の医療を担う付属病院を持っていることも大きい」。安定した運営を続けられる理由を山本さんはそう分析する。

 今年3月には、地域猫の不妊去勢手術をする「そとねこ病院」も別途開設、隣の埼玉県からも多くの猫が連れてこられるようになったという。山本さんは「地域猫保護活動の拠点としての機能も果たしていきたい」と話している。

 問い合わせは同法人=(電)03(5951)1668。

 (2013年8月3日)